日本語の書き表し方の基準として、『常用漢字表』や『現代仮名遣い』などが定められていることはご存じと思います。その仲間に『公用文作成の要領』(昭和27年内閣依命通達)があり、横書きの場合の句読点は、「,」「.」と定められています。したがって、横書きの官公庁の文書や教科書などでは、「,」「.」が用いられています。
常用漢字をはじめ、これらの基準は法令、公用文書、新聞、雑誌など一般社会における表記法の指針であり、歴史や文学などの専門分野や個々人の表現にまで制限を及ぼそうとするものではありません。したがって、ネットでも「,」「.」を使用する人と「、」「。」を使用する人がいるわけです。
私の場合ですが、次のような理由により、横書きでも「、」「。」にしています。
(1) 政府の指針は個々人の表現を制限するものではない。
(2) 手書きの場合「,」「.」は書きにくい。
(3) ワープロ入力の際、縦書きと横書きで設定を変えるのが面倒。
(4) 和文と英文が混在する文章に置いて、句読点とピリオド、カンマの区別が付かなくなる。
詳しくは、参考URLをどうぞ。文化庁のHPです。
お礼
ありがとうございます。 人それぞれなんですね。