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クサギカメムシの幼虫
奇妙奇天烈な食べ物エッセイで知られる、小泉武夫先生の著書で読んだのですが、クサギカメムシの幼虫が食べられるということです。 文中では、「大粒の蛆虫」と紹介されていますが、図鑑で調べるとテントウムシのようで、全く形状が違います。 小泉先生の言う、「クサギの木肌に食い込んで丸々と太った大粒の蛆虫」とは、一体何の虫の幼虫なのでしょうか。 気になって仕方ありません。 ご存知の方、本当にお暇な時で結構なので教えてください。
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クサギカメムシは不完全変態(生まれたときからカメムシ)ですからウジ虫の時期はありません。 おそらく,地方によって「クサギ虫」とよばれ,一般には「鉄砲虫」と呼ばれるカミキリムシの幼虫ではないかと思います。 この幼虫は日本各地で食されます。エビのようで美味しいとのことですが食したことはありませんが… ◎調理した写真があります。 http://www2.neweb.ne.jp/wd/sadachan/yunnnan/yun8.htm ◎調理前の写真があります。 http://www.valley.ne.jp/~zaza/tokko-mushi.htm
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- entomol
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#1 の方が書かれているとおり、カメムシではないでしょうね。クサギカメムシの幼虫は扁平でほとんど厚みはありませんが、脱皮前には腹部がある程度は膨れます。しかし、丸々と太ったとまではいかないでしょうし、どう見てもウジ虫には見えません。あと「クサギの木肌に食い込んで」というくだりからもカメムシとは考えられません。あくまで葉っぱや実、やわらかい茎などに管を突き刺して汁を吸う虫ですから。 余談ですが、カメムシにもいくつかグループ(科)があり、強烈なにおいを放つグループもあれば、そうでないグループ(芳香に近い)もあります。クサギカメムシはまさに前者です。しかも幼虫でも成虫に負けず劣らず臭い! ただ、聞いた話ではカメムシの研究者はほとんどにおいは気にならないらしく、一部愛好者(?)にとっては芳香なのだそうです。食べる人がいても不思議ではないかもしれませんね。
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カメムシの詳しい生態等の情報ありがとうございます。 どうやら蛆虫状の虫は、カミキリムシのようですね。 しかし、カメムシのあの臭いが慣れると芳香に感じるというのは面白い話です。 (トリビアの泉に出してみては?) どうもありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 やっぱりカメムシではなかったですか・・・ 参考URL拝見しました。なかなかインパクトがある写真で。 調理した鉄砲虫はさながらフライドポテトのようで、ちょっと美味しそう、とも見えなくもないですね。(微妙) しかし、鉄砲虫は結構美味しいらしいですが、小泉先生の著書ですと、焙烙で炒って食べると「鼻から猛烈なカメムシの成虫の異様なほどの臭気が入ってきた」との記載があり、これがちょっとよく分かりませんね。(ちなみに新潮社の「不味い!」という本) 著者の何かの勘違いなのかもしれませんね。