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トロンビンアンチトロンビン複合体
血液凝固、線溶に関するマーカーについて調べているのですが、トロンビンアンチトロンビン複合体というものがあると知りました。このマーカーは増加すると血液凝固が進んでるという意味らしいのですが、トロンビンがその阻害剤であるトロンビンと結合しているわけですから、凝固は阻害、線溶亢進だと思うのです。 どこが間違っているのか、どなたか教えていただけませんか?
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こんにちは。 >トロンビンがその阻害剤であるトロンビンと結合しているわけですから、 この部分の前提条件を勘違いされてませんか? そもそもトロンビンは血液中に存在してないです。 存在するのはプロトロンビンです。 トロンビンが存在しちゃったら血液が固まっちゃうでしょ? それゆえ、血液中に出現したトロンビンはすぐにアンチトロンビン3と結合して複合体を形成し失活します。 つまりこの複合体はトロンビンが生成した証拠です。 >その阻害剤であるトロンビンと結合している これはアンチトロンビンですよね? 血液凝固因子は名前がややこしいです。 覚えるのに結構苦労しますが、ちゃんと覚えないと混乱しますので気をつけましょう。
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- Tada_no_shirouto
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タダの素人のネット検索の結果だけですので,間違ってるかもしれませんが・・・。 参考URLから「1. 検査項目一覧」⇒「6. 血液凝固・線溶検査」⇒「トロンビン・アンチトロンビンIII複合体(TAT)(SRL)」とお進み下さい。 生成したトロンビンは直ちに阻害因子であるアンチトロンビンIIIと結合して不活化されるそうです。したがって,『トロンビン・アンチトロンビンIII複合体が存在 ⇒ トロンビンが生成した ⇒ 凝固系が活性化された』という事の様です。 生成したトロンビンが直ちに失活するのであれば,血液凝固は進まないと思いますが・・・。かと言って,『凝固は阻害、線溶亢進』とも言えないのでは・・・。
お礼
ありがとうございます! そうでした、アンチトロンビンと書いたつもりでしたっー(>_<) わかりました、トロンビンとの複合体が存在するのはトロンビンが存在し、かつ凝固亢進した証拠なんですね。ほんとに凝固、線溶はややこしくてトホホです。 とっても助かりました。もう少し頑張って勉強してみます。