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逆相HPLC
パラベン系保存料の分離を行ったのですが、MEP、ETP、PRP、IBR、BTPの順にピークがでてきました。 どうして分子量が軽い物質が最初に出てくるのですか?分子量は関係ないですか? また、一般的に今回測定した物質は溶質時間は近いといえますか?(5-17minにピークがでてきた。) 近い物質はクラジエントの方が良いと聞きましたが 、アイソクラクティックではどうでしょうか?(メタ80:水20)
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逆相HPLCとのことですので、分子量と溶出順は関係ないはずです。 カラム充填剤との相互作用が弱いものから先に出てきます。 現在の条件でピークがきちんと分離できているのなら、アイソクラティックのままで良いと思います。 (グラジエントにすると、再現性が微妙にあやしくなることもあります。また、連続分析の場合は、安定化待ちが必要になります) このあたりは、装置メーカーのウェブサイトに解説があります。 (株)日立ハイテクノロジーズHPLC 基礎講座 http://www.hitachi-hitec.com/science/lc_basic/lc_course.html (今回のご質問だと、特に第1回と第4回が参考になるかと思います) (株)資生堂 カラムの選択 http://www.shiseido.co.jp/hplc2003/column/html/col_sele.htm