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セント・アンソニーについて
以前、吹奏楽で「セントアンソニーバリエーション」という曲を演奏しました。 そのテーマとして使われているのが ハイドン作曲の木管5重奏曲(厳密に言えば、違う編成のディベルティメント) という事もわかりました。 更に掘り下げて調べてみると、ハイドンが「聖歌 St.Antoni」を モチーフにして作曲した事がわかりました。 「聖歌 St.Antoni」の原曲が聞きたくて(聖歌隊や合唱団が唱歌している物) いろいろな動画サイトを探しましたが見つかりません。 どなたかどんな情報でもいいので教えて下さい 宜しくお願いします。
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クリスチャンでも学者でもない、単なる素人です。 おそらく、きちんとした原曲があるというよりは、ハイドンの時代に「伝承」として歌われていた曲、ということではないかと思います。現在でも歌い継がれているかどうかは不明ですので、「オリジナル」が聴ける可能性は低いと思います。 バッハの有名な「マタイ受難曲」などにも、場の雰囲気を的確に表すため、多くの既存のコラールが用いられていますが、現在では作曲者や出展が明確ではないものも多いようです。 また、メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」の序奏部の最後に、当時「ドレスデン・アーメン」と呼ばれていたフレーズが使われていて、同じものがワーグナーの「パルジファル」でも「聖杯のモティーフ」として使われていますが、これもドレスデンの教会に伝承されていたものだそうで、作曲者や成り立ちははっきりしないようです。 ハイドンが借用した「聖アントニー・コラール」も、そういったものの一つではないかと思います。 「セントアンソニー」は多分英語読みですが、普通「聖アントニー」とか「聖アントニウス」と呼ばれていますので、こういった言葉でも調べてみてはどうでしょうか。キリスト教では、アントニウスという名前の聖人が何人もいるそうですので要注意ですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 いろいろなヒントを下さり助かります。 諦めずにまだまだ調べてみようと思います。^^