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VM26という抗がん剤につておしえて
日本でじは許可のおりていない VM26という抗がん剤が欧米ではよくもちいられているそうです。 個人輸入をすれば日本でもつかえるのでしょうか。 どのような抗がん剤でしょうか。
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VM26はスイスのサンド社が開発した、植物アルカロイド系の誘導体です(この薬の抗がん剤としての作用を初めて発表したのはカランスキーという方です1960年代)。その後米国ブリストルマイヤース製薬会社に「身売り」されたお薬です。 もととなる植物はポドフィルムといいます。北米、東南アジア(ヒマラヤ近く)が原産です。ちなみに、日本の徳川幕府の薬草園である、小石川植物園の薬草園にもポドフィルムは植えられていますので日本への伝承は古い。 北米インデイアンなどは、便秘のくすり(下痢をおこすくすり)として使っていたようです。皮肉にもVM26の副作用は、「便秘」です。 さてスイスのサンド社はVM26、とVP16-213(最近ではVP16と略してしまう)の2種類を開発し、米国ブリストルマイヤース製薬会社に「身売り」したわけです。日本では、なぜかVP16のみがしようされています。 作用徽序は「紡錘糸毒」です。わかりやすくいえば「種無しスイカ」をつくるコルヒチン(これは痛風に用いられる)や、ビンカアルカロイド(ツルニチニチ草アルカロイド由来)その他グリセオフルビン(水虫の薬)と同じく 細胞周期の中期というところで細胞を静止させてしまう作用(分裂できなくなるわけですね)を持つ抗がん剤です。 ちょっと脱線しますがマンドレーク(マンダラゲ)とポドヒルムはよく混同されます(海外でも、国内でも)。 ポドフィルム由来のポドフィロトキシンからの誘導されたエピポドフィロトキシンというのが正式の薬剤名です。 ちなみに、ニチチそう、ツルニチニチソウ、ヒメツルニチニチそういずれも異なる植物(ヒメツルニチニチソウからは痴呆防止のカランというお薬がつくられているが、VM26と構造式がよくにております)です。 固形癌、血液癌ともに効果の大きな抗がん剤です。 日本のみなぜ使用できないのかは七不思議のひとつと思われてください。 VP16は、ほぼ同じ作用ですので、こちらを考えてみるほうほうもありますね。
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- tyoffice
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抗癌剤ですが,欧米で使用されていても、日本国内での厚生省の認可が降りていないものは使用が出来ません,国内でも,丸山ワクチンの様に癌に効果があつても抗がん剤としての薬品としての認可が降りずにいますのが日本の現状です。 この抗がん剤は,アルカロイドを含んだものですので、「ニチニチ草」を勧めます。 と言うのも,「ニチニチ草」の生葉には、アルカロイドが多く含まれています,これは,アメリカ.中国では、白血病の治療薬として使用されているものです.
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「植物アルカロイド」 さらに、 ◎http://pathy.med.nagoya-u.ac.jp/leukemia/node36.html (白血病に用いられる主な化学療法剤) 何かの治療で使用したいのでしょうか? 補足お願いします。