皮を剥いてすぐ食べるのであれば、水につける必要はありません。そうではなくてお弁当の具にするといった理由などで時間が経ってしまうのなら10分ほど塩水につけたほうが良いです。たしかに水溶性ビタミンの流出は避けられませんが、元々林檎も梨も水溶性ビタミンは少ないです。なぜ酸化しやすいかというと果物にしては水溶性ビタミンのビタミンCが少ないからです。ビタミンCは酸化防止剤として加工食品などに添加されているように、酸化を防ぐ機能がありますが、林檎と梨にはそれが期待できるほどビタミンCが含まれていないのです。ビタミンCは自分がさっさと身代わりに酸化してくれるので、本体の酸化が防止されるのです。林檎と梨の梨の何が酸化するかというとポリフェノールの一種であるタンニンです。タンニンが酸化すると褐色に変色するのです。色だけの問題でなく、酸化してタンニン酸に変わると、たんぱく質を凝固させる働きがあって、胃の粘膜によろしくないということなのです。
ぐだぐだいってますが、皮を剥いたらさっさと食べるのが一番です。
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