目標にもよるのではないでしょうか?
実務的な仕事(学者などではなく)に限っての話ですが、私の経験から。
私の周囲には若くして司法試験など難関試験に合格した方がたくさん居ます。
話をしていたり仕事ぶりを見ていて共通しているのは、集中力が高いこと、自分の主義主張が強いこと、処理能力に長けていることです。
やはり正確さと迅速さが求められる仕事なので、どこに問題があるのか、解決するに当たって最も重要なキーポイントはどこか、を探すのが上手いです。
そういう方々に受験生時代の話を聞くと、「○○の科目はひたすら暗記した」「○○の科目はひたすら問題を解いた」と合格するために必要な科目の過去問などを研究し、一番適すると思われる勉強法をやっていた、と仰っていました。
テストでも実務でも必ずどこかにキーポイントがあるので、それをいつも必死に探す、とのことです。
また、現役で東大に合格して在学中に司法試験に合格した私の恩師は、(司法試験に限ってですが)「とりあえず暗記。理解は後からついてくるんだよ」と、とにかく詰め込み型の勉強をしたそうです。
他には、頭が良くて有名なお笑いタレントの宇治原さんは以前テレビで「社会などの暗記科目は一つの出来事・固有名詞に対して色々な方面から出題してくるので、教科書を暗記したあと問題集をなるべくたくさん冊数をこなす」「数学などの処理能力を問われる科目は、公式を知っているかどうかが分かれ道で、試験では数字が変わって出てくるだけなので、公式をひととおり暗記したら一冊の問題集を繰り返し解いて、その公式の問題が出たら絶対に解けるようにしておく」と仰っていました。
とりあえず試験に合格しないといけないなら、まずは過去問を研究して試験に強くなるのが近道のようです。
キッチリ全部やっても、実務では使わなかったり試験で聞かれないことだってありますから、基礎をある程度固めたあとは「試験に合格する方法」を過去問から探ったほうが早い、というのが私の周囲の頭の良い人の意見でした。
勉強の途中でどうしても一箇所が気になって気になって進まないというのであれば、学者・研究者向きだと思います。
お礼
ありがとうございます