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炭酸水とマグネシウムの反応
知人の体験談です。 市販の炭酸水にマグネシウムリボンを浸漬したところ、 マグネシウムリボンから気体が発生し、マグネシウムリボンの表面は黒色に変化し、 更に液性は塩基性へと変化していたそうです。 上記の現象についてご説明できる方、ご教授願います。 (仮説でも結構です。)
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次の三つの反応が起こっているように思います。 CO2 + 2 Mg → 2 MgO + C H2O + Mg → MgO + H2 MgO + H2O → Mg(OH)2 マグネシウムリボンの表面が黒色に変化したのはCの生成によるもので,気体は水素、さらに液性が塩基性なのは水酸化マグネシウムの生成によるものでしょう。 あるいは第一段階の反応で炭素が生成することで反応熱が加わり次の反応で直接に水とマグネシウムから水素と水酸化マグネシウムが生成することも考えられますね。 2 H2O + Mg → Mg(OH)2 + H2 この反応は常温ではほとんど進むことはありません。
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- ORUKA1951
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マグネシウムは、酸ではなく、普通の水にも溶けます。加熱するとよくわかる。 水にフェノールフタレインをたらしてマグネシウムリボンを入れると、周囲が赤く呈色し気体(水素)が発生します。 マグネシウムは2族の元素で、アルカリ金属やアルカリ土類金属ほど反応性はありませんが、水と反応して水酸化物を作ります。 金属は一般的に酸と反応して水素を発生します。(もっとも金属的な金属はアルカリ金属) マグネシウムは酸(この場合水や炭酸も酸)と反応して塩を作りますが、強塩基と弱酸の塩と考えると塩基性を示すと考えて良いでしょう。 マグネシウムの表面の黒色の物質は、マグネシウムの酸化物や水酸化物だと思いますが、結構複雑でその構造を特定するのは難しいです。
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- 40871
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炭酸水は弱酸性の水溶液ですね。 マグネシウムリボンを浸漬したことにより、 マグネシウムと水が反応して、 Mg + H20 → MgO + H2↑ (黒色)(気体)
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