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大学院をやめようかと思っています。
2013年に卒業予定の大学院理系1年生です。 大学院をやめようかと思っています。 理由は、大学院生としての能力不足、研究に興味が持てないことの二つです。 研究に必要な知識も理解できず、結果もほとんど出ていないです。自分の頭で考えることが絶望的にできません。大学の普通の授業は、考えることなど必要ないため成績は良く、勉強ができると周りから思われてましたが、研究室に入ってからは超が付く劣等生です。いわゆるマニュアル人間なのだと思います。自分でも情けないです。 これから先この頭でやっていけると思えないです。やめて公務員でも目指したほうが良いのではと思っています。 一流と言われている大学で、自分の研究室の先輩はほとんど大企業へ行きました。しかし、自分は能力がないのだから、身の丈に合った生き方をすべきだと思います。 しかし、退学をすれば既卒になり、一般企業へ就職することが難しくなるということで迷いがあります。 明日、研究室の先生にも打ち明けようと思っています。 どうすべきか何かアドバイスを頂けたら嬉しいです。
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- hukuponlog
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大学教員です。 あなたのようなタイプの学生は院で時々見かけます。あなた自身が自覚している通り、与えられた「枠組み」の中で努力するだけでは研究活動はできないことは確かです。 研究室にいると、「できる」「できない」はある程度お互いに分かってきます。そして、人生というのは残酷なもので、「できない」人間はたいていの場合「できない」ままです。大器晩成などということは、例外であることが多い。これまた事実です。 ただ、仮にあなたが「マニュアル人間」で「できない」タイプだとしても、結論を出すのはいささか早計なのでは、と感じます。理系の、しかもM1でしょう? まだ知識や技術を蓄え、研究という枠組みを理解する訓練をしている段階のはずです。もっと言ってしまえば、兵隊として意味も分からず先輩の下働きをしていたっておかしくない時代です。 その時期に「自分はこうだから・・・」と辞める結論を出してしまうのは、あまり科学的?ではないように思います。私も理系の人間ですが、経験から言えば修士論文までは努力で(少なくとも院試に受かるレベルの人間なら)「誰でも」書けます。才能など無関係です。もっと言えば、「自分の頭」で考えなくても与えられたラボの仕事を丁寧になぞっていくだけで、修士論文は書き上がるものです。 学部時代優等生だった人間にとっては、「できない」自分の姿を見るのはつらいことですよね。むしろそちらが、「辞めたい」と思う主な理由なのではないですか? ラボの仲間には軽く見られる、辛い時期かもしれませんが、ここは我慢をすることです。そして、与えられた仕事を丁寧にこなし、修士論文に結びつけることです。 たしかに才能や「ひらめき」を感じさせるような論文にはならないかもしれません。でもMの論文なんてたいていそんなものです。その程度に割り切って余計な色気(研究者になりたい等)を出さなければ、それだけのこと、その程度のことです。
- hubblespace
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劣等生でもいいんじゃありませんか。 自分の状況が理解できているだけでも、貴方は人間性に優れていますよ。 「身の丈にあった生き方をすべき」と考えるのであれば、修士号を取ることだけを目標にしてもいいと思います。 せっかく大学院に入ったのだから、修了まで自分のできることだけでもやればいいのでは…。 陰ながら応援しますよ。ガンバレ!!
お礼
応援してくれてありがとうございます。 先日、担当教授に相談してきました。 成績が良くても研究が合わないという学生もいるし、そのようなケースはまれでもないから、自分の判断で、辞めて公務員という道も良いと思うということを言われました。 今はほぼ辞める方向に心が向いています。このまま、劣等生ながらもやっていけばある程度の企業に就職出来、修士号もとることが出来るのかもしれませんが、そんな情けない生き方よりも公務員の勉強に力を入れたほうが良い気がします。 何年か後に公開してるかもしれませんが・・・難しいですね。 回答ありがとうございました。
お礼
大学教員をされている方の書き込みということで大変参考になります。 自分がマニュアル人間、考えることができない人間なのではないかということは在学中ずっと思ってきました。大学での成績はおそらく上位のほうだったと思います。でも、実際は何にもわかっていないのです。覚えたり、計算したりということはよくできてもそれが何を意味するかということは全くわかっていないのです。 今の研究室は、良い言い方をすると自由な研究室であり、悪い言い方をすれば放任という感じです。研究室選択のときは悩みました。自分の性格から考えると、生徒の自主性に任せる感じの今の研究室は合わないだろうと。しかし、あえてこのような研究室に入って、自分の弱いところを克服しようと思って、この研究室に決めました。 結局、失敗だったのかもしれません。自分のやりたいことはできないが、あれこれやることを指示されて、その結果で論文を書くという研究室にやはり入るべきだったと思います。 たしかに「辞めたい」と思ったのは、ご指摘されていることが大きいと思います。周りの人からよく言われるのですが、実際以上に劣等感を持ちすぎてしまいます。今も、自分が思っているほど、周りの人は「ダメなやつ」と思ってないのかもしれません。また、確かに、修士論文はそこまで高度なことは求められていないようです。我慢してやっていけば、卒業はできるのだと思います。でももう疲れてしまいました。迷いはありますが、中退に心が向いている今、また研究室で頑張ってく気持ちになるのは無理だと感じます。 続けてみたら良いじゃないかという感じで書いていただいると思いますが、すみません。 どうもありがとうございました。