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英会話とグラマーの関係・海外の語学学校で習うグラマーとは?
当たり前だと思いますが、言語にはグラマー、文法が非常に重要だと思います。 ただ分からないのは、常々、1年、2年留学してきた友人が口にするのは、 「会話はグラマーだ」 という点なのですが、 特にグラマーの何に注意すればいいという意味なのでしょうか? そして、何が「グラマーは大切だと」と思わせるのでしょうか?? そして一体海外の語学学校ではどのようなグラマーを学習するのでしょうか?? 本当に純粋な疑問です。 日本人になじみのない言い回しのグラマーがあるのでしょうか?文型のことでしょうか? 私は普段外国人とフリーで会話したりしていますが、 グラマーを意識するよりも、 丸々覚えているセンテンスを利用して喋っている感じです。 グラマーを本気でやってみたいと思うのですが、海外の語学学校で一体どのようなグラマーの勉強をするのか、非常に興味があります。 日本にいて同じような学習を積むことは不可能でしょうか? アドバイスお願いします。
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>「会話はグラマーだ」 グラマーって言う語は語源的にもgrammarとglamo(u)rと関係あることがわかります。 http://www.etymonline.com/g2etym.htm http://www.etymonline.com/g4etym.htm 「文法」って「魔法のように人を魅了するのでしょうか」 文法って魔術のように見えるのかも知れませんね。 文法を知っている人って特殊な能力の持ち主だと思われていたのでしょうか。その昔ですが。 Grammar schoolって、イギリスなどにあるようですが、元来は文法を中心に学んだと思っています。 会話はグラマーってその人に聞いてみないと私には意味はわからないですね。検索しましても、「会話はグラマー」のグラマーはglamorの意味に近いので用いられている様子です。でも、この場合のグラマーは「文法」ですよね。 「言語は文法」ってここの掲示板で書くことありますが、これはいわば私のことばです。それと似ていて興味深いです。「生成文法」って言う言語理論はこのような言い方はしないで、「言語知識」「言語能力」などを用いています。 アメリカのMIT大学のノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)教授が半世紀前に唱えた言語学の理論で、進化論やビックバン理論に匹敵する科学理論で、私自身は認知科学の枠組みでGB理論という生成文法の一理論を勉強したことがあります。詳しくは、やはり本のお世話にならないとダメみたいですね。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-7638708-6540261 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-7638708-6540261 生成文法の「文法」って言うのは、今までに聞いたことないことばを理解し、また、言ったりすることを指しています。生成とは、有限個の規則から無限の文を生成することを言っています。「学校文法」とは全く性質の違う考え方です。いわば学校文法は外国語学用で、「生成文法」は母語話者用ですね。 >特にグラマーの何に注意すればいいという意味なのでしょうか? 会話って、How are you?って言われて、I'm great.って答えることでしょうか。 それとも、http://www.eigoplus.com/bizeigo/index_contents.htmした中で使われている英語でしょうか。 それとも、何でしょうか。 グラマーと言っても私が思い出すのは、「生成文法」「学校文法」「規範文法」「伝統文法」などですが、他にもありますね。 文法って、http://www.alc.co.jp/eng/grammar/kaisetsu/index.htmlで習うことでしょうか。 個人的には、「文法」って言うのは、コミュニケーションのためにあるのです。 会話って言ってもいいかも知れませんが、仮定法や時制の一致などを勉強することが文法でしょうか。確かに勉強しますが、試験や資格のために習っているあの英文法ではありません。点数を取るために覚えたり、TOEICのスコアを○○○点とるためのものは英文法の勉強をしているわけです。コミュニケーションのための文法って言うのは、もっとアクティブなのですよ。今までに聞いたり見たことない文の理解に役立ち、自分の気持ちを言えるための文法がここで言う「アクティブな文法」って言うことです。 会話に役立つ英文法であって、試験や資格に役立つ英文法ではないって言うことですね。 >何が「グラマーは大切だと」と思わせるのでしょうか?? What makes me think that grammar is important? これは、言語って「文法」だからですね。 言語って「構造」のことなんですよ。 >日本人になじみのない言い回しのグラマーがあるのでしょうか?文型のことでしょうか? 一つ上の質問にも通じる質問なんですが、英語って、「主語+動詞」が基本です。埋め込み文って言って、関係代名詞を思い出していただいてもいいですが、専門的に「句構造」なんです。たとえば、http://www.alc.co.jp/eng/grammar/kaisetsu/grammar13.htmlから引用させていただきます。 "The practice test that I took before the final exams was very useful." これなどは、 A:The practice test was very useful. B:I took the practice test before the final exams. このAの中にBの文を関係代名詞という「文法」の規則を使って、一つの文にしたわけです。AもBも「主語+動詞」で、AはSVCですが、BはSVOですが、文型って大切ですが、この構造がもっと大切なのです。どんな文も文法的には、「主語+動詞」が英文の基本でそれらは「変形」と言うかたちの文法規則で、文を生成しているのです。 まあ、とりあえずは、SVOCやSVOOって言った構造の文は特別なので、文法を学ぶことは、こうしたことを「意識的に」学ぶことです。 誤解しないでくださいね。 赤ちゃんは、生まれてから、文法など覚えないです。 赤ちゃんなら、母語の言語を習得する能力としてヒトの中にあるのです。もう小学生高学年ぐらい(年齢については異論あり)からはその能力がなくなって、残念ながら、意識的にやらないとだめなのです。 その意識的に活躍するのが「文法」であり、会話にもアクティブに関与してはじめて、「文法」と言えるのです。 残念ながら、海外の件については情報がないのでわからないですが、NHKの「英会話エンジョイ! スピーキング(後期)」 http://www3.nhk.or.jp/toppage/program_index/gogaku.html 今なら、ニューヨーク大学の語学授業が見られるようです。参考になるかも知れませんよ。 日本でこれと似たことができるかはわかりませんね。 当然だと言えば当然なことを書いて申し訳ないですが、努力次第かも知れませんね。 中には専門用語も使っているかと思いますが、要点さえわかっていただければと思って書かさせていただきました。 きっと「アクティブな英文法」を習得した際には、今までに出会ったことのない文を理解でき、単なる丸暗記した決まり切った表現でなく、ネィテイヴも顔負けする英文を言ったり書けたりする橋渡し役割をするのが「文法」だと再認識することでしょう。 乱文長文、ご了承ください。
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- Wendy
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アメリカに4年間滞在し、そのうち2年ほどESLに通いました。 「会話はグラマーだ」っていうの、私も思います。 ESLで習った文法は、動詞の時制が中心でした。 助動詞の過去形(may have + p.p.とか)や仮定法を、折りにふれ繰り返し教えられました。 フリートークで前日のテレビ番組が話題になったりすると、見ていなかった人に対して「見てたらよかったのに」というつもりで"You should watched it."とか言う人が必ずでてきて、先生がすかさずそれを丁寧に直してくれて、文法の説明をしてくれて、みんなで他の文を作ったりしました。 その先生の方針だと思うんだけど、何曜日は新聞を読んで、何曜日は作文を作って、何曜日はグループに分かれてフリートーク、とかいう風になってはいましたが、結局いつのまにか時制の話になっている、ということが多かったです。 他には、will と be going toとか、howeverの使い方とか、学校で習った記憶のないものが多かったです。(習ったけど忘れてるんだろうな、きっと。。。) そういえば、5文型についてはぜんぜんやりませんでした。 すくなくとも、文法書とにらめっこ、という勉強の仕方ではなかったですね。
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ありがとうございます。 やはり会話はグラマーなんですね。 しっかりと肝に命じて、効率良い学習を継続していこうと思います。 日本でどこまで頑張れるか、今の課題はそれにつきます。頑張りますね。 ありがとうございました。
- 2moko
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語学学校(ESL)で習う文法は、日本の学校で習う文法とほとんど同じだと思います。ヘタするともっと簡単かもしれません。(クラスによりますが) ただ語学学校での文法の習い方は、理論的に覚えるというよりも感覚で文法を身につけるのに近いのではないかと思います。 例えばその文法をどういう時に使って、どういう応用ができるのかというような学び方をします。英語で学んで英語で覚えるので、実際使う時も英語が出てきやすいんだと思いますよ。 どちらかというとネイティブの子供が学校で習う文法に近いのではないかと思います。例えばヨーロッパや南米系の人達の中には文法がよく分からなくても、けっこう話せたりする人いますよね。でもなぜそういう風な文型になるのかを理解して、さらに正確で応用できる英語を話せるようにするんだと思います。 だから英文法が得意な日本人にとっては、どちらかというと文法を習うというより、正確で応用できる英会話を習うという感じだと思います。 私の予想ですが、お友達は文法のクラスを通して文法というより会話が飛躍的に伸びたのではないかと思います。 何年間も海外の語学学校に通っても、あまり話せないし文法もよく分かってない方もいるし、日本にいても英語が流暢で文法などもすごく詳しい方もいらっしゃるので、要は本人のやる気次第なのではないかと思いますよ。 下記の英語で書かれた文法書のURLを参考にしてみて下さい。ご自宅でESLのような勉強ができるものもあるのではないかなと思います。
お礼
御丁寧にありがとうございました。 語学学校に何年も通ってもダメな人はダメなんですね。ようは日本でも海外でもやる気があるかないかの差なんでしょうね。 ズシンと心に響きました。 会話力が飛躍的にのびた友人をうらやましく思う一方で、もっと努力していこうと心に誓いました。 ありがとございました。
お礼
御丁寧な回答ありがとうございました。 おっしゃられるように、わたしの言う、会話におけるグラマーとはなにか、そして、そもそもグラマーとは何かと突っ込まれると、耳が痛いのですが、 やはりわたし自信がグラマーの定義をわかっていなかたったのかなと痛感しました。 アクティブな英文法をいかにして実につけるかが今後の課題になりそうですが、 決まりきったステレオタイプの日本人英語から早く脱却できるように頑張りたいと思います。 グラマーの重要性は本当に語彙、そして会話、文書の幅を広げるために欠かせないものだなと痛感いたしました。 ありがとうございました。