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差分の英訳
映像データの圧縮符号化に関連する文書です。符号化データは第1のピクチャとこのピクチャの差分である1以上の第2ピクチャを含んでいます。この場合の「差分」はどのような意味でどのように訳せばいいのでしょうか。ご教示願います。
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差分の英訳 映像データの圧縮符号化に関連する文書です。符号化データは第1のピクチャとこのピクチャの差分である1以上の第2ピクチャを含んでいます。この場合の「差分」はどのような意味でどのように訳せばいいのでしょうか。ご教示願います。 解説 映像データを伝送時は、ピクチャ (=フレーム)に分割して符号化されますが、符号化するときには、ある1つのピクチャを基準にした場合、その後に続くピクチャは内容がほとんど同じであるため、全体を符号化するのではなく「異なっている部分」だけを符号化すればビット数を少なくすることができます。そして、その「異なっている部分」を「差分」と言います。つまり、ここでは、その差分のことを第2のピクチャと呼んでいるようです。 実際には、基準のピクチャであるI(Intra-frame)ピクチャ、B(bi-directional双方向予測)ピクチャ、P(Predictive予測)ピクチャが存在します。 「1以上の第2のピクチャ」の正確な意味が不明なのですが、ここでは、第1の基準Iピクチャの差分である複数のBピクチャとPピクチャを第2のピクチャと呼んでいるようなので、英文は以下のようになると思われます。 The encoded data contains the first picture and one or more second pictures which are the differences from the first picture.
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私よりPCに詳しい方だと思いますが、MS-DOS時代や昔のUnix(Linux、BSD系のOS)などでは、当時プログラム自体が小さなもので、フリーソフトなどがバージョンアップする場合やバグ修正をする場合、元のファイルとは異なった部分だけを記述した差分ファイルというものを作り、利用者がツールを使って元のファイルと合体させたり、バージョンアップさせたりすることが一般的でした。 最近はプログラム自体が巨大になり、このようなやり方は減少してきたそうです。以下のサイトはUNIX系の差分ファイルの説明ですが、Windows以前のMS-DOS時代でもそういうやり方はやっていました。 http://www.sophia-it.com/content/差分ファイル http://eow.alc.co.jp/差分ファイル/UTF-8/ 「符号化データは第1のピクチャとこのピクチャの差分である1以上の第2ピクチャを含んでいます。」のなかの「1以上の第2ピクチャ」という文言が少し理解できないのですが、差分自体の英語は、 "difference"で大丈夫だと思います。 「符号化データ」=「第1のピクチャ」+「第1ピクチャの差分である1以上の第2ピクチャ」 または、 「符号化データ」≧「第1のピクチャ」+「このピクチャの差分である1以上の第2ピクチャ」 つまり 「映像データの圧縮符号化されたファイル」は、「第1のピクチャ」に新たに加えられた「画像の差分ファイル」が加えられて、新たに"encode"されたファイルになっていますという意味だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 丁寧な説明でよく分かりました。 データの符号化はそれほど深く知りませんので大変助かりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 説明プラス最後にフルで訳していただきクリアになりました。 本当に助かりました。