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制御量と被制御量の違い
制御工学の、制御量と被制御量の違いは何なのでしょうか? ネットで検索すると、制御量はプラントへの入力値(制御入力)というのを見かけたのですが、 そうすると、制御量=操作量、被制御量=プラント出力、なのでしょうか?
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手持ちの本では, 「制御量(Controlled variable):制御の対象になる量で,測定され制御されるもの」 と定義されています。この定義から,制御量はプラント出力で,入力ではありません。 「被制御量」という言葉は,手持ちの本には見当たりませんでした。 推測ですが,被制御量という言葉は,Controlled variableの,より忠実な訳語で,「制御量」と同じ意味だと思います。 私個人,「制御量」という用語,「制御する量(プラント入力)」なのか「制御される量(プラント出力)」なのか,しばし混乱します。制御量という言葉を聞くたびに,英語に戻してControlled variable,受動態だから制御される量,と一瞬考えています。制御量という言葉は廃止し,被制御量と操作量の二つにする方がわかりやすいのに,と個人的には思います。
お礼
丁寧にご回答頂きありがとうございます。 なるほど、被制御量=制御量なのですね。確かに制御量と聞くと、制御入力にもとれてしまいますね。 ありがとうございました。