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背理法について

背理法についてよくわからにので教えてください 証明の説明文に "p→q"や"qである”が真であるこをいうためには、まず ̄q (qではない)と仮定して矛盾を示すと書いてありますが、これはどんな意味なんでしょうか? 何回も呼んだのですがよくわかりません。 お願いします

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回答No.2

boku115さん、こんにちは。 >"p→q"や"qである”が真であるこをいうためには、まず ̄q (qではない)と仮定して矛盾を示すと書いてありますが、これはどんな意味なんでしょうか? 背理法とは、証明したいことがらを、一旦否定して 「もし、~~じゃないとすると」矛盾が生じる、というところから ~~は成り立つ、とする証明方法です。 この参考URLの例題も、難しいですが 「猫は心臓を持つ」という命題が真であるという証明を、背理法でしよう、という試みです。 その前に ・猫は哺乳類である ・哺乳類は心臓を持つ という条件がついているものとします。 この条件下で、 「猫は心臓を持つ」(すべての猫は心臓を持っている)を否定すると 「ある猫は心臓を持たない」(心臓を持たない猫がいる)となります。 心臓を持たない猫がいる→哺乳類ならば心臓があるはずなので、猫は哺乳類ではない、となる。 →最初の「猫は哺乳類である」とした仮定に矛盾する。 というわけで、「猫は心臓を持つ」という命題が真であることが証明されました。 少し、難しいと感じるなら、もう一つよく出る例として 「√2は無理数である」を背理法を使って証明しましょう。 「√2は無理数である」を否定すると「√2は有理数である」となります。 有理数ならば、ある規約分数で表されるので √2=p/q(p、qは互いに素) と書けます。 両辺2乗して、 2=p^2/q^2 2q^2=p^2 ここで、左辺は2の倍数なので、p^2が2の倍数でなければいけません。 ということは、pは2の倍数です。p=2mとします。 このとき、 2q^2=p^2=(2m)^2=4m^2 となるので、 2q^2=4m^2 q^2=2m^2 となりますから、q^2もまた2の倍数、つまりqも2の倍数でなければいけません。 p:2の倍数 q:2の倍数 ということになり、pとqが互いに素である、ということに矛盾します。 よって背理法により√2は無理数であると証明されました。 これらのように「証明したい結論をまず否定して、そこからおかしくなることを導き出せば 証明したい結論が正しいと、証明される」 という方法を、背理法といいます。 http://bruch.sfc.keio.ac.jp/course/IM2-01/12kai/tsld034.htm

参考URL:
http://bruch.sfc.keio.ac.jp/course/IM2-01/12kai/tsld034.htm
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その他の回答 (4)

  • Mell-Lily
  • ベストアンサー率27% (258/936)
回答No.5

背理法は、間接証明法と呼ばれます。¬Aと仮定して、矛盾が生ずるならば、¬Aではあり得ない、という論理です。

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  • kiriburi
  • ベストアンサー率31% (14/44)
回答No.4

(p→qまたはp→ ̄q)は常に真ですね。 例:boku115は学生である,またはboku115は学生でない。……これは、boku115が学生であっても、学生でなくても真ですよね。 ここで、"boku115は学生でない"ことが"真でない"ことがいえると、"boku115は学生である"ことが真だといえる。 数学っぽい例: 1,2,3,…と続く自然数が無限にあることの証明を背理法でする。 (自然数が無限にあるをまず否定し) "自然数は有限個である"と仮定する。 有限個ならば自然数の最大値Mが存在する。 ところが、M+1は自然数でありMより大きい。 "自然数の最大値Mが存在する"に矛盾する。 "自然数は有限個"とした仮定は真ではない。 "自然数は有限個または自然数が無限にある"は常に真であるから、"自然数は有限個"は真ではないとすると"自然数が無限にある"は真になる。

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回答No.3

背理法とは♯1さんが言ったとおり 「Aが存在することはあり得ない」といったようなことを証明するために使います。 手元にある参考書の例題で説明しますと 「√2+√3は無理数であることを証明したい」 という問題があるとします。このとき 「無理数である」ということを証明することができればそれが一番いいのだけれど、それは難しい。 でも「有理数でない」ということを証明できれば、それは「無理数である」ということがいえますね? そこで使うのが背理法です。そこで「証明しようとする事柄が成り立たない」ということを仮定して、その仮定をしたことの矛盾を見つけ、「成り立たない」ことが矛盾するのだから(=成り立たないことがあり得ない!ということだから)それは成り立つんだ、ということを証明します。 「~でないこと」「少なくとも一つは~」を証明しろと言った問題で多く使われるようです。そこら辺は解いていくうちに身に付くでしょう。 問に戻ります。 「√2+√3は無理数でない」ということを仮定すると、つまり今仮定した中では「√2+√3は有理数である」ということですね? そこで √2+√3=aと置くと √3=a-√2と変形できますね? 両辺を2乗して 3=(aの2乗)-2√2×a+2 よって √2={(aの2乗)-1}/2a (aの2乗)-1 と 2a  (最初に√2+√3は有理数だと仮定しているので)は有理数であるからこの考えで行くと√2が有理数だと言うことになってしまう。√2はどうあがいたって無理数なのだから有理数ではない。だから、この仮定をしていると √2が無理数であるということに矛盾しているわけです。 そのことが矛盾していると言うことはつまりこの仮定自体が矛盾(ありえないことだ!!ってこと)していると言うことなので、「√2+√3は無理数であることがいえた」 こんな感じで使います。わかりにくくてごめんなさい・・・

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回答No.1

例えば、 「犬は、動物である。」 を背理法で証明するために、 「犬は、動物でない。」 と仮定して、矛盾を示すということです。 「犬は、動物でない。」を矛盾していると示せたら、 「犬は、動物である。」とハッキリと言えますよね。

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