- 締切済み
日債銀の譲渡について
先日日経新聞の夕刊に載っていた記事で、日債銀が3兆2000億円でソフトバンク連合に10億円で譲渡する、という内容が出ていました。 私は行政やら経済には疎くてよくわからなかったのですが、公的資金の投入ということは、国民の税金を投入するということと同じ事になるのではないか?という事から いろいろと疑問におもえる事が出てきました。 まず第一に、公的資金の額が、なぜ1兆でも4兆でもなく、 3兆2000億円という中途半端な金額なのか? 他の予算との兼ね合いであれば、なにと比較しての適正価格といえるのか? 次に、譲渡契約にある、瑕疵担保条項というものは、前例があるのか?この条項を付ける以外に譲渡先を納得させる 方法はなかったのか? 第3にソフトバンク連合の負担する金額が10億円ということであれば、公的資金との差額の3兆1990億円の価値はいったいどうなるのか?ソフトバンク連合は10億円を出しただけで3兆1990億円の利益を得ることになるのか? 最後に、10億円の資金があれば、だれでも新生日債銀を 買い取れるのだろうか? ・・・と、いうことで、分からないことだらけですが、 回答いただければうれしいです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- yosikun
- ベストアンサー率43% (235/542)
>瑕疵担保条項というものは、前例があるのか? 旧長銀が新生銀行として再出発するとき、「瑕疵(かし)担保特約」を結んでいます。そごう倒産は記憶に新しい出来事ですが、4月に6000億円を超える多額の債権放棄要請が発表され、6月末にいったんは取引金融機関の話し合いがまとまったとされています。しかし、税金による私企業救済に対して国民から集中砲火を浴び、7月12日民事再生法の適用申請に追い込まれました。また、新生銀行は、「瑕疵(かし)担保特約」を行使すればよいので、債権放棄を拒否・・・これが倒産の一因とも言われています。 >この条項を付ける以外に譲渡先を納得させる方法はなかっ>たのか? 金融再生委員会のとしてはその必要性をホームページで公式発表しています。 http://www.fsa.go.jp/frc/nsg/nsg.html この点については、賛否両論があると思われますが、以下のページに関連記事が出ています。(真偽の程は保証できませんが・・・) 瑕疵担保特約、再生委の「判断」がアダ(夕刊フジ) http://www.fujinews.com/today/2000-08/20000801/0801-03.htm