- ベストアンサー
2次元実行列のなすベクトル空間とは?
- 2次元実行列からなるベクトル空間M2について、M2は要素が2×2の行列で構成される空間です。
- また、M2の基底となる行列E1, E2, E3, E4が存在します。
- 行列が成分となるベクトル空間の線形独立性を示すためには、成分同士の線形結合が一意になることを示せば良いです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
任意の2*2の実行列 A = [a11,a12,a21,a22] が A = a E_1 +b E_2 + c E_3 + d E_4 と実数a,b,c,dを使って書けることを具体的にまず示してください。 上式の右辺を具体的に計算することはできますよね。 これより 「a,b,c,dをa11,a12,a21,a22で表現」(*) してください。 あとは 0 = a E_1 +b E_2 + c E_3 + d E_4 のとき、a=b=c=d=0 を本来いえばいいわけですが、これは(*)から あきらかに分かると思います。
その他の回答 (4)
- metzner
- ベストアンサー率60% (69/114)
No3に補足です。 お書きになられた式のb,dは間違っていると思います。 あとa,b,c,dは実数でこれは一次独立ではありません。 あとはNo3に書いたとおりです。
お礼
勘違いしていました。 ご指摘ありがとうございます。
- metzner
- ベストアンサー率60% (69/114)
No3です。 任意のa11,a12,a21, a22に対して、a,b,c,dがお書きになられたようにきまり、 A = a E_1 + b E_2 +c E_3 +dE_4 となることが示されました。 あとはこの表記が一通りであることを示せばいいわけですが、それはA=0なら 、すなわちa11 = a12 = a21 =a22 =0 ならa=b=c=d=0を示せばいいわけです。 これは得られた式からすぐに分かると思います。
お礼
a E_1 + b E_2 +c E_3 +dE_4 = 0 のとき A = 0、即ちその成分である a11 = a12 = a21 = a22 = 0 だから その和である a~d も必ず a = b = c = d = 0 となるから、E1~E4が線形独立となるわけですか。 ようやく理解できました。いろいろありがとうございました。 No3の回答をベストアンサーにさせて頂きました。
- masudaya
- ベストアンサー率47% (250/524)
数ベクトル空間において 成分の配置の仕方に決まりはないので, [a11, a12, a21, a22] という行ベクトルと考えればよいのではないでしょうか. これなら簡単ですよね.
お礼
なるほど、行列をベクトルと考えてよいのなら線形独立の証明は簡単ですね。 回答ありがとうございます。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
「基底」の定義に戻って考えればいい.
補足
E1~E4が線形独立であり、M2の任意の行列がE1~E4の線形結合で表せれば良いわけですよね。 行列同士の線形独立の証明がわからないのですが・・・
お礼
回答ありがとうございます。 この方法で改めて考えてみます。
補足
実際にやってみたところ a11 = a + c a12 = a + d a21 = b + d a22 = b + c + d a = a11 + a21 - a22 b = a11 - a12 + 2a21 - a22 c = -a21 + a22 d = -a11 + a12 - a21 + a22 となって、a,b,c,dは互いに線形独立だから a=b=c=d=0 でなければ 0 = a E_1 +b E_2 + c E_3 + d E_4 が成り立たないので a=b=c=d=0 となり、E1~E4は線形独立 ・・・という風に考えたのですがどうでしょうか?