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クラウンJZS155エンジン温間時不調

トヨタクラウン96年式JZS155,走行距離12,500Kmです。 エンジン温度が上がって、5~6分程度経過すると、エンジンが低回転(600rpm以下)時に、不安定となり、時には停止します。燃料フィルター、空気フィルター、サーモスタット交換しました。症状は改善しません。冷却スタートから水温が80℃になるまでは、大変スムーズです。アイドリングのみでは、温間時でもスムーズです。パワステが作動した時、特に止まり易いです。原因の推定方、宜しくお願いします。

みんなの回答

  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.1

ISC関係のトラブルでしょう。当該車種ではISCバルブというアイドル時の空気量を調整しています。この調整にはパワステ動作時や電気負荷増大時、エアコン負荷時などでの回転低下を補正する働きも含めて、アイドル回転数の調整を行っています。このISCの動作にはスロットルポジションセンサーからのスロットルオフ信号と電気負荷やエアコン、パワステなどからの動作信号・エンジン回転数信号などが関係していますが、基準アイドル自体が600rpmでは低すぎますので、スロットルポジションセンサーからのアイドル信号が入力されないか、もしくは電気的な故障ではなくISCバルブ内部に多量のスラッジやカーボンが付着し、動作不良を起こしている可能性が高いかと思われます。たしか当該車種ではステッピングモーターを用いて円錐形の弁体をオリフィスに出し入れすることで、エア流路の断面積を変化させる方式がとられていたと記憶していますが、この弁体に多量のスラッジやカーボンが付着してしまうと、ステッピングモーターにより弁体が動いても、設計どうりの流量変化が起こらず制御不能に陥ることがあります。 ある程度のスキルとテスターが使いこなせるのであれば、ご自身での修理も可能かと思われますが、自信が無いようであれば専門家に任せたほうが良いでしょう。 今回の場合冷間時のファーストアイドルは効いているようなので、どちらかというとスロットルポジションセンサーやパワステポンプに取り付けられたパワステ動作信号を出す圧力スイッチ(パワステの動作油の圧力を感知して動作します)などの電気系統のほうが怪しい気がします。いずれにせよスロットルオフ時の回転数制御系統の不良であることは間違いないでしょう。

Danwang
質問者

お礼

Sailor様  早速有難う御座いました。 詳しい内容でよく理解できました。 スロットルポジションセンサーは外して調べて、更に位置をずらして試して見ました。右に一杯回したら アイドリングが1000rpmとなって、Dドライブに入れた時のショックが大きくてどうしようもないので、元の位置に戻しました。ISCは外しておりませんので、明日にでもISCを外して点検してみようかとも思います。  キャブ内の汚れも想定し、キャブクリーナーで洗浄2回、ガソリン添加剤の注入は2回の燃料注油で 行ないましたが、何の変化も有りませんでした。従って原因としては薄いと思って居ります。  症状が温間時のみですので、確かにパワステの圧力信号が怪しいと言われるのは、その通り ですね。  もう一つのヒントは、一旦水温が正常位置になって、かなり正確に5分後あたりから症状が出ますので圧力センサーの熱影響はクサイですね。  もう一点、ダイアグノーシスでの点検を行なってもらいましたが、回転信号系統2異常、とVVT-i信号系統異常が出て居ります。これらの診断内容は、素人ながら納得のいかないものでした。  以上より、パワステの圧力センサーを見つけて、水で冷やしてテストしてみたら、検証となるかも と考えて居ります。    実は、この質問箱は初めての利用でしたが、こんなに早くご返事が頂けるということの素晴らしさに 感激して居ります。本当に感謝いたして居ります。  

Danwang
質問者

補足

Sailor様  この次の同じ質問にもお答え頂き有難うございます。  結果は、判りました。OCV(VVT-iの)の不良でした。勿論、取り外し、テスターでの抵抗値検査と12Vでの作動テストも問題ありませんでした。  でも交換したら、ピタッと治りました。考えてみれば、自分で行った検査で、冷間時に行っていたので悪くないのは当たり前ですね。治ったのは嬉しいのですが、自分の判断ミスに対しては大変悔しいです。  時間があるとき、温間時検査を行う予定です。  いずれにせよ、ご回答有難うございました。