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場の量子論について質問です
Peskinの"An Introduction to Quantum Field Theory"を読んでいるのですが、P.15の(2.1)ではラグランジアン密度の変数は場とその微分で書かれているのにP.16の(2.4)では変数が場とその時間微分のみになっています。これは何故でしょうか?
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すばらしい回答が多数寄せられて心強い限りですね。 (2.4)で場の時間微分で偏微分しているのは、一言で言うと場に正準共役な量を求めるためです。 場の量子論の正準量子化では、空間の点の数だけ自由度があり、各点での場を"一般化座標"、場の時間微分を"一般化速度"と見なします。それで(2.4)で"正準運動量"が導入されます