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タイヤに窒素を入れるのはどんな意味が有るのですか
普通考えて有料の窒素も無料の空気も密度なんてほとんど同じだしそもそも空気中には8割もの窒素が含まれているし。 窒素を入れると路面の追従性が良いとか聞いたけれどバネ下重量の大きさに対して空気だろうが窒素だろうが無視できる差ではありませんか? そのような理由からとても信じられないのですが、でも世の中に流通している以上はまるきりのインチキ商品でも無いような気もします。 実際のところどうなんでしょうか? 詳しい方教えてくださいませんか。
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No.11ですが、以前申し上げました、 「F1のタイヤサプライヤーは「乾燥空気」を充填して各チームへ供給しています。」 は誤りで、 「F1のタイヤサプライヤーは「ただの空気」を充填して供給後、各チームがパージング(入っている空気を排出しながら乾燥空気を充填してほぼ乾燥空気100%にする)して乾燥空気を充填している。」 が正解です。訂正してお詫びします、申し訳ありませんでした。 更に、現在ではこのパージングはレギュレーションで禁止されています。 とはいえ、窒素は少なくとも私個人は積極的に入れるものではないと思っています。 どちらにせよ、充填圧が適正であるかどうか測定した後に適正な処理をしなければならないのは空気も窒素も変わらない訳で・・・ 窒素ガスの原価は、高圧ボンベの窒素を大気圧の二倍程度まで膨張させても0.7円~2円/L程度(ボンベリース費等で幅があります)ですから、ある程度の客を捌けるならば、いかに美味しい商売かは分かると思います。
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- LB05
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結論から言いますと、『窒素充てんの意味はありません』 窒素充てんのメリットは色々言われていますが、ひとつひとつ検証してみましょう。 【窒素ガスは水分が少なく、温度変化による圧力変動が小さい】 確かに窒素ガスはドライヤという水分除去装置をを通した気体が売られていますが・・・例えばガソリンスタンドやディーラで充填する空気(窒素でなく大気)も、同様にドライヤを通しています。 エアツールというモノを御存知ですか?これは電動工具の様なモノ(ドリルとかサンダーとかレンチとか)を電機モータでなくエアモータで回す工具のことで、電動工具よりトルクが大きく、音が静かで工具自体の小型・軽量化が図れるということで、ちょっとした工場(町工場レベルでも)では、ほぼ例外なく電動工具でなくエアツールを使います。 こういう工場では大量のエアを使う為、巨大なコンプレッサを1台用意し、そこから複数の配管を伸ばして工場内のアチコチに圧縮空気の『コンセント』を設けておきます。 さてこのエアツール、圧縮空気の中に水分が混じっているとベアリングをやられすぐに壊れてしまうので、工場用コンプレッサを購入した場合、その吐出口に水分除去装置を装着するのがMUSTとなっています。 ディーラやガソリンスタンドなどの施設でも同様の空圧設備が組まれており、タイヤに充填する空気は、この設備から供給されている圧縮空気を使います。当然その空気はドライヤを通って乾燥したモノで、タイヤに充填しても窒素より温度変化による圧力変動が大きいということはありません。 つまりドライヤが装着されていない足踏みポンプや車載の電動ポンプ(スペアタイヤの代わりに車載されているパンク修理キットのポンプ)でもない限り、空気を入れて窒素より劣るという話はない、ということです。 【ゴムには気体の透過性があるが、窒素は透過し難い】 この話は全く愚の骨頂です。 ゴムには確かに一定のガス透過性があり、充填した空気は時間をかけてゆっくりと抜けますが、もし窒素が特に抜けにくいというなら、大気を補充し続けるだけでも、タイヤの中は窒素100%に限りなく近付くはずです(大気を入れてもタイヤ内に窒素しか残らないのであれば、最終的にはそうなります。おカネを出して窒素ガスを買うまでもありません。) 勿論、こんな驚愕の現象は検出されていません。ちょっと考えれば判ることなんですが・・・一体どこのアホがこんな迷信を言い出したんでしょう? タイヤ屋などで『圧力の持ちがよい』という理由で窒素ガスを勧められた場合、この話を言って、『だから頻繁に大気を入れていれば十分ではないのか?』と質問してみてください。反論出来るヒトは・・・・まず皆無です。 【路面の追従性がよい】 御指摘通り、大気の大部分は窒素で、当然重量比で考えると、窒素ガスと大気の差は殆どありません。故にばね下重量の点で窒素ガスの方が路面の追従性がよくなるという話はナンセンスです。 また・・・タイヤは要するに空気ばねなので、タイヤの縦変位の減衰力が適正な方が路面の追従性はよくなると考えられます。そして、内部のガスで減衰力の差を生みだそうとする場合、ガスに期待されるのはガス本体の内部損失(=ヒステリシス)です。 で、ガスの様な流体一般でヒスの大小が生じる場合、その流体の粘度(粘り気)の差が重要になりますが・・・・大気と窒素では粘り気が違う?窒素はまとわりつく様にベタベタした気体ということに? 勿論、そんな話は全くありませんね。これもちょっと考えれば判ることです。 ・・・・以上の様に、窒素ガスによるメリットは無い、と断言出来ます。 一方、もっと化学的な見方をしてみましょう。 単純に酸素が無いということは、物質(タイヤの場合ゴムや補強材など)の酸化に差が出るということは十分考えられますが、しかしタイヤとは酸化で差が出る前に擦り減って交換するか、或いは大気中のオゾンで硬化してクラックが入り、いずれにしろ交換されてしまいます。 窒素充てんにどれほどメリットがあるのか?大変疑問です。 >でも世の中に流通している以上はまるきりのインチキ商品でも無いような気もします。 クルマに限って言えば、そういう商品はヤマほどありますよ。(オイル添加剤などはその代表格です。オイルメーカの研究成果を元に、アカデミックに実験と検証を繰り返して商品を開発している自動車メーカでは、オイル添加剤などまず認めません。時々オイル添加剤を販売しているディーラがありますが、それはディーラが勝手にやっているだけで、メーカ自身が推奨しているものではありません。)
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ご回答ありがとうございます。 >結論から言いますと、『窒素充てんの意味はありません』 え?そうなのですか、こんがらかってきました。 では窒素が良いという理由ではなく水分を除去すれば良いと言う訳ですね。 >【ゴムには気体の透過性があるが、窒素は透過し難い】この話は全く愚の骨頂です。 と言われるとますます訳が分らなくなりました。 確かに入れ続けていればいずれほとんど窒素になる筈でそうならわざわざ窒素を入れる意味も無さそうですがそんな悠長な事を言っていられない場合は始めから窒素を入れたくなるのでは有りませんか? >【路面の追従性がよい】 確かにこれは信じがたいです。空気を窒素に変えれば追従性が良くなると言うならタイヤが軽くなったとしか考えられませんがいくらなんでもそれは無いと思います。 結局効果を針小棒大に謳うインチキ商品だと言う事でしょうか? 何だか良く分らなくなりましたが究極を追い求めるなら違いは有るが一般人が普通に使うなら現実的な意味は無い、と解釈しても良いのでしょうか。 今回は詳しい回答ありがとうございました。
- rgm79quel
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仮に無料であるならば 絶対に窒素を入れるべきです。 これははっきりしていると思います。 実際サーキットでは、空気はあり得ません。窒素必須です。 暖まった後の圧がまるで違います。 窒素で慣れれば空気など怖くて使えません。 或いは日常街乗りに限定しても おばさまユーザー等、 「なんだかとっても静かになったわ、どうしたのかしら?」 と窒素と知らずに『静かになったこと』に気がつく方がおられます。 (窒素は音の伝達率が低い) 他にも窒素が安定している証としては あらゆる食品(と言ってもお菓子類等々ですが)の袋には 間違っても空気など入っていません。 窒素しか入っていません。 窒素は極めて安定した物質です。 安全で安定している気体は窒素しか有りません。 ですので其処に 2割もの酸素や二酸化炭素が混じっている状態はよろしくありません。 窒素と空気とでは全く大違いです。 例えばガスショックの中身は窒素です。 間違っても空気は入っていません。 エアバックの中身も窒素です。 間違っても空気は入っていません。 安全に対して非常にシビアな 航空機のタイアには窒素が充填されています。 科学の世界ではモノを安定して保存させたいときは 窒素に入れるのは常識です。 間違っても空気中には保管しません。 窒素ガスと空気の違いは、温度差による圧力変化が少ないこと、 ゴムに対する透過性 (透過速度) は,窒素は空気の約 1/3 で 空気よりタイヤからの自然放出が少ないです。 窒素を否定される方や窒素がお嫌いな方は 声を大きくしてお話しなさっておられるので 「窒素は悪者?」と言う錯覚を起こしがちですが そんな方達でも 納車された新車に無料で窒素が入っていれば 「俺は窒素否定派だ!今すぐに窒素を抜いて普通の空気を入れろっ!」 とは仰らないでしょう。 窒素が入ったままお使いになるはずです。 それが全ての答えになると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに無料ならば入れると言うのは気持ちとして分りますしペットボトルの水だって無料なら洗濯に使うかもしれません。 窒素だと音の伝達率が空気よりも低いのですか?それは知りませんでした。 >「なんだかとっても静かになったわ、どうしたのかしら?」 本当ですか、おばさんにも分るほどはっきり違いが出るものなのでしょうか、驚きです。 レースや航空機など非常に厳しい環境で使う場合は僅かな差でも採用したくなるでしょうね。 ただ窒素を否定と言うか嫌いだと言う方はいないと思うのですが一般人が一般的な使用でその差を実感できるのかと言うのが質問の趣旨なのです。 >「俺は窒素否定派だ!今すぐに窒素を抜いて普通の空気を入れろっ!」 確かに無料ならこんな人はいないでしょうね(^^ 今回は詳しい回答有りがとうございました。
- trajaa
- ベストアンサー率22% (2662/11921)
「鰯の頭も信心から」 インチキと言い切れないけど、限りなくグレー(一般的な使用程度では効果が発揮できない)というのは窒素に限らず他にも色々あります。 燃費向上とか 馬力アップとか 費用対効果で考えれば意味が無い。
お礼
なるほど一般的な使用の場合は気分の問題程度と言う訳ですね。 費用対効果を考えれば無意味だが無料なら特に断る理由は無いと。 回答ありがとうございました。
- baikuoyagi
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私はバイクに2回ほど入れたことがありますが一般道しか走らないなら必要性を感じませんでした、良さはサーキットなどで初めて感じれますがまず温度に寄る極端な内圧の変化が草レース程度の周回数では感じない(たれてしまうことは無かった)もちろん水分が無いはずなので当然ですがその分安定しているので最初の周回くらいしかグリップに気を使わないで済みます。 どちらにしても微量の抜けはしばらく乗らないでおけばありましたから今は公道しか魔乗らないバイクで入れる気には成りません(無料ではないし)私が実際に感じたことですから車の場合や他の方の意見は違うかも知れません、当時サーキットで普通にエヤーを入れていた人は3週目くらいにはたれてしまい悩んでいたのを記憶していますから(ただし草レースレベルですからハイグリップ程度のタイヤばかりです) 後は懇意にしていたタイヤ販売店の人から聞いた話で大型のホイールローダーは普通にエヤーを入れたらタイヤが持たないと聞きました(これは私は経験していませんが)
お礼
バイクでの一般道では差は認められないがサーキットでは感じると言う事でしょうか。 ボンベに入っている窒素は水分が無いのでタイヤに入れた後も温度による相対湿度の変化を考える必要が無いので圧力が安定している、と言う事なのですか。。 実体験に基づく回答ありがとうございました。
- t0z2
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wikipediaのタイヤのところに説明がありますよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4 ご参考までに。
お礼
回答ありがとうございます。 窒素の所読んでみました、なるほど極限時や特殊な用途においては差が出ると言う事ですね。
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お礼
結局は乾燥空気を入れてマメに圧をチェックすれば実用上の差は無い、と考えてよろしいのでしょうか。 酸素がゴムやホイールを痛めるとか言う意見も有りますが実用上無視できると。 クルマは趣味的な部分が有るので気分を味わう為に多少のお金は我慢する、自分を納得させるためにも静かになった、乗り心地が良くなったなどと思いたい人もいるでしょうね。 数千円の出費で満足感を味わえ業者もそれなりの利益が出るなら窒素を充填する意味も有るのかもしれませんね。 今回はありがとうございました。