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放射能に一番弱いのはどの世代?
国の基準値は子供ということになっていますが、本当にそうでしょうか。 精子卵子が一番問題なのではないでしょうか。 出産可能年齢が一番あぶないのでは?
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- at9_am
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国の基準値は、基本的に「今生きている人」をベースに考えています。したがって、まだ生まれていない人については何も定めていません。 > 出産可能年齢が一番あぶないのでは? というのは確かにそうなんだけれども、はっきり言えば、この辺あんまり分かっていない。 チェルノブイリは1986年で、90年ころに生まれた子供がそろそろ成人して影響が分かってきているのは確かなのですが、放射線なのか化学物質なのかストレスなのか、放射線だとしても生まれる前か後かということを分けることが困難だという事情もあります。
- hayasitti
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放射線への弱さ(感受性といいます)については、昔の科学者がラットをつかって実験をしています。 これは、「ベルゴニー・トリボンドーの法則」という名前で知られています。 この法則の内容は 1・細胞分裂の頻度が高いほど、放射線に弱い 2・将来行う細胞分裂が多いものほど、放射線に弱い 3・形態機能が未分化なものほど、放射線に弱い というものです。 成人の場合、特に放射線に弱いとされるのは 「リンパ組織」「骨髄」「生殖腺(精巣/卵巣)」 です。 これらは、細胞分裂の頻度が高かったり、役割の決まっていない未分化な細胞があるため放射線に弱くなります。 ですが、子供の場合、上に上げたような臓器も含めて全身の細胞が成長のために活発な細胞分裂を繰り返しています。 さらに、将来行う細胞分裂も子供のほうが成人に比べて多いため、子供は全身の放射線感受性が高いとされています。 つまり、成人は一部分(質問者が言われるような生殖腺も)が弱いが、子供は(骨髄なども含めた)全身の細胞が弱い、ということです。 以上、御参考まで。
- Mumin-mama
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>出産可能年齢が一番あぶないのでは? 今、若い福島原発作業員さん達の悩みがそのことの様です。 4:00から懸念内容についてです。 http://www.youtube.com/watch?v=aAE-QBmC1VA 大人は自分で危険について判断できますが、幼い子供の場合、自分で判断するのは難しいです。 どちらにしても、子供や妊婦、将来妊娠の可能性を持つ年代は気をつけるべきだと思います。 また、内部被曝0.2μSvは外部被曝100mSvと同等だそうです。 http://www.dailymotion.com/video/xiwwdj_yyyy0-2ysvyyyyy100msvyyy_news#rel-page-7