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一区で三名連記投票?一人一票は本当の民主主義?
- 昭和46年4月10日の戦後初の衆議院選挙について、一県一区で三名連記投票が行われたことが分かりました。一人一票ではなく一人三票というこの方法について、個人の利益代表ではなく地域の政治を重視する観点から意見を募集しています。
- 一人一票でなく一人三票という一県一区での投票方法が行われた、昭和46年4月10日の戦後初の衆議院選挙についてご存知の方から意見を募集しています。この方法によって、地域の政治を重視する観点から複数の候補者に投票できることが可能になりました。
- 昭和46年4月10日の戦後初の衆議院選挙では、一人一票ではなく一県一区で三名連記投票が行われました。この方法によって、個人の利益代表ではなく地域の政治を重視することができるようになりました。是非、ご意見をお聞かせください。
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>一人一票ではなく一人三票と言うことでしょうか。 その通りですが、間違えてはならないのは、同じ候補者に二票以上投票することはできません。 つまり、ある選挙区で五人立候補者がいれば、有権者はその五人の中から三人を選んでそれぞれに一票ずつ投票します。 その際、優先順位をつける方式とか、一人一人の候補者ではなくあるグループを選ぶ方式など、様々なタイプがあります。 日本では、終戦直後であり大日本帝国憲法最後の衆議院選挙(第二二回衆議院選挙)で「制限連記制」で行われました。(さらに、男女普通選挙制度が始まった選挙でもあります。) この方式は、有権者は定数より少ない票を持ち、任意の候補者に投票します。 定数10以下の選挙区では二名連記、定数十一以上の選挙区では三名連記で行われました。 この選挙では、女性に被選挙権が認められた初の選挙でしたが、三十九名の女性議員が誕生しています。 しかし、第二十三回衆議院選挙では、立候補者数では上回っていたのに、当選できたのはたった十五人と半分以下に減りました。 これは、中選挙区制に選挙制度が改められた結果だろうというのが大方の見方ですね。 初の女性議員の一人になった園田天光光も「女性の名前が珍しいので投票する人もいた」との発言をしたとかしてないとか。。。 まぁ、選挙制度には一長一短があって現状にあったモノを適切に選んでいく必要がありますね。 因みに、同じ連記投票でもグループを選ぶ「完全連記制」と個々人を自由に選べ且つ定数以下の投票権しかない「制限連記制」では、前者は大政党に有利であり、後者は少政党にも当選者を出しやすいという違いがあります。 ではでは、参考になれば幸いです。 参考のPDFです。 村田光堂 『選挙制度の考察』 http://law-openweb.law.kokushikan.ac.jp/jp/kiyodb/hogakukai/028-%E6%9D%91%E7%94%B0%E5%85%89%E5%A0%82-%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%AE%E8%80%83%E5%AF%9F.pdf
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- misawajp
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その通りです 一人3票です ですから、2票目3票目は、女性候補とする有権者が多く、多数の女性議員が誕生しました その後三名連記は廃止され(一県一区も)定員3~5の中選挙区が採用されました、そのためほとんどの女性候補は当選できませんでした 追伸に対して 複数票だと2票目以降は、1票目とはなり、面白がって、てきとうな者に投票する傾向がおおきくなります、その弊害が大きいと判断されて廃止されました
お礼
ありがとうございます。 >その弊害が大きいと判断されて廃止されました 本当だったのですね。 弊害と見なすとは、体制側に不利になったのですね。 女性議員の出現の背景になったのですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >女性に被選挙権が認められた初の選挙でした… このときの選挙だったのですね。 『選挙制度の考察』 専門的な資料です。ありがとうございました。 Uターンして田舎に戻りました。 市役所職員が親戚の土建屋さんに市道の境界杭を窓口で横流ししたり、境界立会を形骸化して、地区の有力者となれ合い状態です。 異動された支道の正しい登記を主張すると、職員が押しかけての恫喝や地区長派の集団暴行に発展しました。 法務事務官も現場傍の赤提灯で接待を受けて警察も訴えを看過しています。 法務大臣現地事務所が動いたので『塩漬け(法務事務官の隠語で誰も手を付けないこと)』にされてしまったのです。 所轄署刑事課係長からは、「家族が馘になるが知っているか?」「非常識だ。」と因縁を付けられ、「何様だと思っているのだ。」と恫喝される始末です。 地域の社会通念がわからなくなりました。 身近な法律問題を質問として投稿して涵養する次第です。