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イオン半径の大きさについて
周期表でSとClのように同じ周にいるときは陽子の数からSの方が大きくなることは理解できるのですが、どうしてイオンになってもS2-の方が大きくなるのかよくわかりません。誰か教えてください
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shiro-maiさん、こんにちは。 >周期表でSとClのように同じ周にいるときは陽子の数からSの方が大きくなることは理解できるのですが、どうしてイオンになってもS2-の方が大きくなるのかよくわかりません。 Sの原子半径とS{2-]のイオン半径との比較ではなく S[2-]とCL[-]のように、原子番号が大きくなっても イオン半径が小さくなるのは、どうしてか?ということですよね。 それなら、参考URLが分かりやすい説明がされていると思います。 O[2-],F[-],Na[+],Mg[2+]が比較されていますが これらは、電子配置は同じですが、原子番号が増えるにつれて イオン半径はどんどん小さくなっています。 陽子が増えれば増えるほど、周囲の電子を引っ張る力が強くなるからだ、とされています。 これは横方向の話ですが(周期律表の)、縦方向の話も載っていて、面白いですね。 ご参考になればうれしいです。
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- Julius
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イオン化した時は、電子の数が増えても、陽子の数は増えないのですから、 電子間の反発の分、ますます結合半径が膨らみます。 参考までにKittelの「固体物理」の値を示しますと: Clの共有結合半径: 0.99 Å (17個の陽子に対して17個の電子) Sの共有結合半径: 1.04 Å (16個の陽子に対して16個の電子) Pの共有結合半径: 1.10 Å (15個の陽子に対して15個の電子) Siの共有結合半径: 1.17 Å (14個の陽子に対して14個の電子) Cl-のイオン半径: 1.81 Å (17個の陽子に対して18個の電子) S2-のイオン半径: 1.84 Å (16個の陽子に対して18個の電子) P3-のイオン半径: 2.12 Å (15個の陽子に対して18個の電子) P5+のイオン半径: 0.31 Å (15個の陽子に対して10個の電子) [化学便覧] Si4+のイオン半径: 0.41 Å (14個の陽子に対して10個の電子)
お礼
イオン半径の大きさまで教えてくださってありがとうございます。助かりました
お礼
URLまで教えてくださってありがとうございます。 回答もすごくわかりやすかったです。 たくさん電子が増える分さらに小さくなるんですね。 やっと理解できました。