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微生物
授業中に聞いたのですが、分からなくなったので確認として聞きたいのですが、ペニシリンとは微生物がつくる微生物の毒ということでよろしいですか?いろんな場合があるとはおもいますが、今回はこのひとつのことについてお聞きします。微生物に詳しい方お願いします。
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追加します。 カビもバクテリアも、微生物と考えて問題ありません。ただ、微生物学者は、通常区別していますので、「微生物が作った微生物の毒」という言い方はしません。 というのは、自分が作った毒に自分がやられると困りますよね。ペニシリンは、カビには毒ではないけれど、バクテリアには毒だという点が重要なんです。 実は、カビと人間は細胞の構造が似ていまして、ペニシリンはバクテリアには毒なんだけど、カビに近い人間の細胞にとっては毒性は少ないんですね。だから注射できるわけで、抗生物質として使えるんです。 記憶で書いていますが、私は20年前に薬学部で微生物学を専攻していたので、基本ははずしていないと思います。
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回答は出尽くしているようですが,大学生とのこと,大学生なら「抗生作用」を勉強して下さい。微生物と抗生作用は重要ですし,多数のURLがヒットするはずです。 ペニシリンは,初めて抗生作用が観察され,分離された抗生物質です。ペニシリゥム(アオカビ)から分離されましたのでペニシリンとなりました。 ペニシリンは,細胞壁の架橋を阻害することにより,細菌等の細胞壁を持つ生物を選択的に成長阻害します。 詳しくは,参考URLをご覧下さい。 http://www.chem-station.com/yukitopics/antibiotics.htm
お礼
ありがとうございます。わかりやすそうなのでじっくり勉強させてもらいます。
- genmai59
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追加の追加です。 こういう風に考えられるのではないでしょうか。 (1)話をわかりやすく面白くして、学生の興味をひこうとした。 (2)その先生は医学や薬学の人ではない、生物学や農学の人なので、抗生物質研究の詳細には、あまりこだわっていない。 (3)「微生物」と「細菌」を先生がうっかり言い間違えたか、学生が聞き間違えた。 例えば黴菌(ばいきん)というのは、黴(カビ)と細菌(バクテリア)のことですが、一般の人は「風邪菌」とか「風邪の黴菌」とか、よく言いますよね。でも、風邪の病原体はウイルスで、黴でも菌でもありません。だけどみんな「風邪菌」って言うから、違うと知っていても、つい言っちゃったりすることはあります。 まあ、(1)の可能性が高いのじゃないでしょうか。
お礼
なんどもすいませんでした。ありがとうございました。
- dainodaineko
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いいと思います。ペニシリンはフレミングが、固形培地上で、アオカビのコロニーの周辺で黄色ブドウ球菌が増殖しない現象を観察して、アオカビの培養ろ液が殺菌作用を持つことを発見したわけですが、これは、アオカビが産生する毒素(ペニシリン)により、別の微生物を攻撃して増殖させないようにしていたからです。この発見により、微生物の産生する毒素を利用して病原微生物を退治できないだろうかという考えが出てきて、抗生物質がいろいろと発見されたわけです。
お礼
私の質問に書いていたことであっているということですよね?ありがとうございました。
- ikkame
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正解のようです。青カビからペニシリンは見つかりました。青カビは、真菌で微生物の一種です。
お礼
HPまで親切にありがとうございます
- genmai59
- ベストアンサー率45% (1214/2675)
ペニシリンは青カビが分泌する化学物質で、これがバクテリア(細菌)の増殖を抑える働きがあります。 微生物といってもカビ(真菌)とバクテリアは、まったく違うものです。
お礼
ありがとうございます。性質とかは違うかもしれないですが、分類上ではカビとバクテリアは微生物の類にいれてもいいのですか?
お礼
たびたびすいません。私は大学1年で微生物学を選択しています。先生がペニシリンは微生物がつくる微生物の毒と言ったのは初心者にわかりやすく説明するものだったのでしょうか?私も自分を殺すための毒をつくるなんて微生物は馬鹿だなと思っていました(笑)