- ベストアンサー
経済系大学院進学希望
私は、関西の大学の文学部に在籍する3回生で、来年度、京都大学経済研究科を志望しております。 ですが、学部が経済ではないので、試験科目が少なめな社会人枠で受験しようと考えております。 そこで、ご質問なのですが、京都大学経済研究科を大学生時代に、社会人枠で受験されたかたは、いらっしゃいますでしょうか?宜しければ、アドバイスお願い致します。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
数学の関してですが、とりあえず、微分積分・線形代数学・確率・数理統計は入学時点でできた方がいいと思います。 微分方程式も出来ることならできた方がいいと思います。 位相や実解析まではなかなか手が回らないかもしれません。このあいだ、書き込んだのは経済学に必要な数学を羅列したものですが、入学後そのうち最低限のことは出来ないと困ると思われるものです。(僕も実解析や位相は出来ません) 院試に合格したら、入学までにできるだけやっておくことをお勧めします。 これらの数学が何でいるかといいますと ミクロ…微積・線形・実解析・位相 マクロ…微積・線形・微分方程式・確率・数理統計・確率過程 計量…微積・線形・確率・数理統計 なので少なくとも線形代数学はやっておきましょう。 実際、線形が出来ていないと他の数学の勉強も出来ませんから。 それとNo.2さんの書き込みについてですが学部4回生でも受験資格はあります。 あと、また余計なおせっかいですが、環境経済学をやりたいということは、植田先生につきたいということでしょうか? もしそうなら、この先生はマスコミなどにも顔を出しているためか、忙しいので、外部からの生徒の指導は適当という感があるそうです。(あくまで聞いた話) それと、植田先生は純粋な近代経済学者とは言いがたいのです。近経の手法でバリバリやりたいのでしたら、他の先生を考えた方が良いかもしれません。 長々と書きましたが、僕の知る範囲ではこんなものです。
その他の回答 (4)
- guowu-x
- ベストアンサー率41% (33/80)
受験資格についてですが、確実にありますので安心してください。 博士コースと社会人コースの違いは、修士終了後、無試験で博士後期課程に進学できるかどうかです。 社会人コースで入学した場合、後期課程に進学を希望する場合は、編入試験を受けなければなりません。 ですから、研究者になりたいのであれば、博士コースを受験することをお勧めします。 あと、難易度ですが、圧倒的に博士コースの方が難しいです。 社会人コースですが、実際問題、社会人はそう多くなく博士コースに入れなかった人が入学することもあるくらいです。
- yale
- ベストアンサー率58% (14/24)
私は京大でもなければ、社会人入試で入ったわけでもありませんが、助言だけ。 他学部でも社会人枠で入るのは不可能だと思いますが。。。京大がどのような制度を設けているか知りませんが、普通ありえません。少なくとも大学卒業後数年の実務経験がないと社会人とみなされないはずでする。調べてみることを強くお薦めします。 それから、試験科目が少ないということですが、試験が少ないということはそれに代わるプラスαを求められるということです。これは考え方によってはかなりきつい要求です。例えば、環境関係のNGOでバリバリ頑張ってましたとか、あればよいのですが。そうでなければかなり厳しい。 それよりも、ノーマルに一般の試験を受けて入学することをお薦めします。近経であればやることはマイクロ、マクロ、計量だけでしょう。まだ三年生ならまだ十分間に合いますから。 数学は、今は武隈レベルの問題がすいすい解けて、山本拓なんかの計量のテキストを読むのに苦労しないくらいあればいいでしょう。がっちり厳密な数学は合格後に学習することをお薦めします。 植田一門が近経ではないというのは事実ですね。彼らの近代経済学に関する理解は、時々?、となってしまいますが、日本の環境経済学者にバリバリの近経は殆どいないですし、近経だけで学会を構成し議論がなされているような分野ではないですから、ほかに満足できるような大学がなければいいかもしれません。 関西なら阪大の小野(哲)さんが環境をやってるでしょう。でも、あの人は理論家だから実証はやらないはず。まあ、調べてみてください。
- dynamic-m
- ベストアンサー率65% (27/41)
そもそも,学部4年で社会人枠でマスター試験を受けれる資格はあるのでしょうか? 一般人枠での入試になるような気がしますが.
- guowu-x
- ベストアンサー率41% (33/80)
全くもって余計なお世話かもしれませんが・・・。 現在文学部ということですが、数学の方は大丈夫ですか? 経済学ではかなり高度な数学を用います。大学院レベルとなると数学抜きに勉強をすることは不可能です(マルケス経済学ならともかく)。 具体的には、微分積分・線形代数学・確率・数理統計・微分方程式・実解析・集合位相などが必要です。 入学段階で必要というわけではありませんが、いずれマスターしなければなりません。 もし、経済学を文学と同じ文系の学問として捉えているなら、後悔するかもしれません。 現在、京大大学院の授業では、テキストとして マクロは D.Romer『Advanced Macroeconomics』 ミクロは MWG『Microeconomic Theory』 計量は Greene『Econometric Analysis』 が使われています。 書店などで立ち読みして、理解できそうか検討してみてはいかがでしょうか?(言うまでもなく、現時点で読んで理解できる必要はない。ただ、やっていけそうか、雰囲気を見てみたほうがいいと思います。) 数学に関しては場合によっては、理系学部出身でも苦労することがあるくらいなので。 こういうことを知らずに入っていると悲劇なので、質問の答えとは全く異なりますが、余計なお世話をいたしました。 それでは頑張ってください! (私は経済学部3回生です)
お礼
ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。理系出身のかたでも、数学で苦労する事があるのですね… 私は、実は、環境経済の理論を研究したいと考えております。数学に関しては、高校の数学+全微分+偏微分だけでなんとか過去問ができた(ミクロに関してだけですが…)のですが、位相数学、線形代数などは全く分からない状態なので…。 大学院に入学してから、数学をボチボチ頑張るという甘い考えは通用しないのですか?? 宜しければ、教えて頂けないでしょうか?