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魚の油摂取の影響と種類について
- 魚の油は低温で溶ける油であり、人間の体には溜まりにくいため、魚なら油を気にせずに食べても太りにくい可能性があります。
- 青魚の油は特に体に良いとされており、サンマのような油の乗った魚をたくさん食べることは推奨されます。
- ただし、油の種類によって体に及ぼす影響が異なりますので、過剰摂取は控える必要があります。
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油=脂肪 は脂肪酸とグリセリンからできています。 この脂肪酸には 不飽和脂肪酸(サラダ油のCMなんかに登場する、リノール酸、オレイン酸などがそうです。)と飽和脂肪酸があります。 飽和脂肪酸は、肉や乳製品の脂肪に多く含まれます。 エネルギー源や細胞膜の材料となりますが、過剰に摂ると中性脂肪やコレステロールを増やし、肥満や脂質異常症などを引き起こします。 不飽和脂肪酸は、植物の油や魚の脂肪に多く含まれます。 やはりエネルギー源や細胞膜の材料となるほか、体のしくみに働く生理活性物質の材料となります。 摂りすぎは肥満や脂質異常症などの原因となりますが、適量なら余分な中性脂肪やコレステロールを下げるという有効な働きもします。 不飽和脂肪酸の中でも DHA(ドコサヘキサエン酸)(どこかでお聞きになった事があるかと思いますが)は「血液を流れやすくする」「脳の発達にかかわる」「アレルギー症状を和らげる」などの作用があると言われています。 このDHAが まぐろのトロ、さんま、さば、いわし、さけ、うなぎなどに多く含まれています。 いわゆる、白身魚にはこのDHAが少ないのです。 ご参考になりましたら幸いです。
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- gakup
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脂の成分については判りませんが、魚について少し。 ツボダイとサーモンの脂が違うと感じられる理由は、天然か養殖かの違いだと思われます。ツボダイは南の海の深海に生息している魚です。スーパーのパッケージに「北海道産」と書かれているのはおそらく水揚港が北海道内の港だったのだと思います。 ツボダイ http://www.osakana-center.com/q&a/041/tsubodai.htm 話が少し逸れましたが、ツボダイはいわゆる天然魚です。ツボダイの主餌まではわかりませんが少なくとも自然界のものを餌としているのは確かです。 それに対しノルウェー産やチリ産などのサーモン・アトランティックサーモンという名で売られているサケ類は養殖されたものです。これらの餌は人工的に与えられたもので、カタクチイワシなどその海域で漁獲される小魚を与える場合が多いです。自然界の海産サケ類はプランクトンを主食としますので、北海道で水揚げされた天然シロザケを刺身(ルイベ)にして食べてもあんなに脂は乗っていません。自然界より脂が多い餌を食べている養殖魚は自然と脂乗りもよくなります。なので脂が強く、肉類のような脂を連想されるのだと思います。 サンマは養殖ができませんので天然魚です。マグロは天然・養殖両方が出回りますが、回転寿司などで食べる脂が乗っていて安い中トロなどは養殖の場合が多いです。
お礼
天然と養殖の違いとは全く気が付きませんでした。納得です。 そういえば昔、とある国で日本向けのうなぎを養殖している映像を見ましたが、その餌に茶褐色のラードの様な油をとても臭そうに混ぜていたのを思い出しました。 今では養殖物の方が(異論はあるでしょうが)味もよく、安定した供給源として欠かせないものだとは思いますが、少しでも知識を蓄えて取捨選択をしていこうと思いました。(決して養殖物を否定しているわけではありません) ありがとうございました。
お礼
聞いた事がある単語がいっぱいです。 改めて何かを「ゼロ」にする食事ではなく、色々なものを適量で採ることが大事なんだというのを認識しました。 毎日の大事な食事のことなのに、今まで曖昧に過ごしてきた自分が恥ずかしいです。。 ありがとうございました。