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表中の結合エネルギーとは分子をバラバラにして単独の原子にする のに必要なエネルギーです。 たとえば、H2分子はH原子が仲良くしているのですが、 これを分かれさせるのには手切れ金として436万円必要なのです。 生成熱とは、成分元素の単体から化合物が生成するときのエネルギーです。 よって、アンモニアの成績熱をQとおくと次の式になります。 (3/2)H2 + (2/1)N2 = NH3 + Q まず、(3/2)molのH2をバラバラにするには 436×(3/2)=654kJ必要です。 (1/2)molのN2をバラバラにするには 945×(1/2)=472.5kJ必要です。 これで、3molのH原子と1molのN原子ができます。 これをNH3にするとN-H結合が3カ所できるので、 391×3=1173kJの熱が発生します。 従って、N2とH2を原子状態にするのに654+472.5=1126.5kJ の熱が必要で、そこからNH3にすると1173kJの熱が発生します。 差し引きでどれだけの発熱か吸熱かはわかりますね。
お礼
謎が解けました!