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外国人が、生もの、刺身が食べられないのはなぜ?

先ほど、”どんな山奥の旅館でも刺身が出るのはなぜ?”を、質問したものです。 刺し身で、もう一つ、疑問に思いました。私の中国人の嫁さんはおろか、外国人全般にわたって、生もの、特に刺身を食べられない人は多いようです。 もちろん、大好きな外国人も増えてきて、生物資源の問題、自然環境問題まで、発展してきているのも、存じておりますが、それでも、食べられない人は多いようです。 個人的に、刺身は大好きなので、まったく信じられません!・・もっとも外国人に言わせれば、余計な御世話かも?知れませんが・・。

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  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.5

食文化の違いなのです。体質の違いではありません。欧米人だって食べようと思えば食べられる。ただそういう食文化で育ってないから抵抗感を覚えるというだけです。生食には食中毒や寄生虫のリスクがあります。日本でも最近、ユッケ食中毒事件がありました。それが食文化に違いを生んだ原因です。欧米人は獰猛な性質を持っていますが、それは人間だけではなくて寄生虫や細菌もそうなのです。ペスト菌やコレラ菌が代表選手です。欧米には実に凶悪な細菌が多いのです。だから欧米では生食文化が育たず、廃れてしまった。ところが日本には凶悪な細菌はいなかったのです。だから日本では生食文化が育ったといえるのです。日本でペストやコレラが流行したのは幕末に欧米人が持ち込んできた時が最初です。それ以前には日本にはそんな病気は存在しませんでした。日本列島にはペスト菌やコレラ菌が無かったからなのです。欧米の歴史には細菌による伝染病が大流行した歴史があります。一番有名なのは中世のペスト大流行で人口の1/3から1/4が死んだ時でしょうが、もちろん一回こっきりという訳ではありません。そういう歴史があるからこそ欧米では医学や細菌学が発達しました。逆に日本では江戸時代に蘭学が起きるまで全然科学が発達しなかった。人々は警戒心を持たずに刺身を食べ舌鼓を打ちました。日本にはわさびがありました。わさびは日本原産で豊富で綺麗な水が無いと育たない。そのわさびが強力な殺菌力を持っていたのです。日本では奈良時代には貴重な特産品という記録があります。単なる香辛料だったのか、殺菌力も知られていたのか、それは分かりませんが。現代日本人は幼児のように警戒心を持ちません。テーブルに並べられると何でも疑わずに食べてしまいます。それが時としてユッケ食中毒事件を生む。三日経つと全てを忘れてしまう。しかし外国人は違います。熱が通っていない食材には本能的に恐怖心が生まれるのです。それは刺身だけに限ったことではない。イギリス人は野菜は何でもぐつぐつと煮込んでしまい、味覚オンチで有名です。欧米人は生卵も食べません。卵かけご飯も卵かけパンもありません。中華料理は多様な調理方法がありますが、どれも必ず火を通します。生で食べるという文化は無いのです。京杭大運河は隋の時代に開削されましたが、皇帝でさえも新鮮な食材を口にする機会は無かったということなのでしょう。万一、皇帝が食中毒を起せば料理人は一族郎党が八つ裂きにされて根絶やしにされますから、何があっても生のものを食べさせられないという事情もあったのだと思います。

satohaimu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、普段、何気に食べている刺身も食中毒と寄生虫の事を考えると、かなりの冒険なのですね・・、大変参考になりました。

その他の回答 (7)

  • 4649-893
  • ベストアンサー率38% (38/98)
回答No.8

他の回答者のおっしゃる通り食文化の違いです。特に宗教的に食さない事が多いようです。 もうひとつ他の視点から言える事があります。 それは電気事情です。 7~8月には計画停電で日本は大騒ぎをしていました。 先進国の極一部を除き1年間に不慮の事故、故障などで停電は数時間有るか無いかの日本では 事前に連絡があった数時間の停電で大騒ぎをしていました。 世界では(特に発展途上国)毎日数時間、毎週数時間、毎月数時間国によって異なりますが事前連絡無しにいきなり停電する事は良くあります。 スーパーや家庭の冷蔵庫は電気が無ければ冷えません。鮮度が落ちます。 安全の為、加熱して食べる。 ここから食生活に差がついたと思います。 度々、東南アジアに行きますが今でも小さな氷屋さんが多数あります。(大きな都市でもあります。) 日本のように業務用の大きな氷屋さんが1都市に1~2軒と言うものでは有りません。 私もタイ、中国、フィリピンなどの友人が多数いますが停電になる事に騒いでいる日本人を観てびっくりしていました。 余談ですが水道水も同じです。水道から直接安全な水が飲めるのは日本と僅かな国の大都市のみです。 (現地の人は飲んでいる場合もありますが) 旅行のパンフレットにはよく書いてありますが『現地の水は飲まないように』 高級ホテルでは沸かして殺菌した水がポットに入っていたりミネラルウォーターが置いてありますが・・・ 飛行場に着いたら先ずミネラルウォーターを購入します。(特に東南アジアや熱帯地方では) それだけ日本は豊かな国という事です。 中国人の奥様に聞いてみて下さい、停電の話、水の話・・・・良く分かると思います。 PS:自国では食べなくても日本に来たときは刺身や寿司を食べる外国人も増えてきました。

satohaimu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、確かに、、電気、水も関係あると思いましたし、さきほど、嫁さんに聞きましたが、同様の事を言ってました。 大変、参考になりました。

  • emuancha
  • ベストアンサー率29% (478/1614)
回答No.7

こんにちは。外国人に限らんよ・・・ 1970年代に我家の近所に北海道から二人の嫁さんが来ました。一人は小樽の生まれで魚大好き刺身大好きです。もう一人は,地名は忘れたが道央の生まれで,魚は食べたことが無かったそうです。刺身はもちろん,魚そのものが食べられないようでした。今では煮炊きした魚は食べられるようですが,刺身は一切食べないようです。要するに,小さい頃に食べたかどうかが多いに影響するのでしょう。

satohaimu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに、日本人でも、苦手な人はいますし、子供の頃の食の体験って、大事ですね・・・。

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4811/17776)
回答No.6

魚を生で食べる習慣・文化が無いならです。 アフリカなどでは昆虫(幼虫)を食べますがそれを日本人が食べないのと同じです。 食べる文化の人から見れば食べないのが不思議でしょう。

satohaimu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに、習慣、文化というのは理由として、分かります。 私達のような国際結婚の場合、それが、良くも悪くも出るんですね・・。

回答No.4

 住んでいる地域や食生活によって刺身を食べれる人と食べれない人が別れるみたいですよ。  アラスカに住む住民はアザラシを生で刺身のように食べるので日本に来ても「日本では新鮮な魚を生で食べる」というのを理解できるらしいです。  アラスカでアザラシを食べる習慣がある理由ですが、アラスカでは野菜の収穫ができないためにビタミン不足になる可能性があり、他の動物の体内にあるビタミンをできるだけ多く摂取できるようにアザラシの生肉を刺身のように食べるらしいです。(ビタミンは熱を加えると破壊されて「ビタミン」としての効果はなくなるらしいです)  人から聞いた話なのですが、気候が温暖な国や地域では生ものが痛みやすいので食中毒になりやすい上にビタミンは野菜や果物で摂取できるので刺身を食べないそうです。  台湾出身でタレントのビビアン・スーは生魚が苦手で、刺身などは食べれないとの事で、これは「台湾で刺身を食べたりする習慣が無いから」とのことでした。

satohaimu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日本の場合、生魚だけでなく、生野菜も果物も食べますから、十分にビタミンを摂れるのですね、大変、参考になりました。

  • terepoisi
  • ベストアンサー率44% (4090/9254)
回答No.3

文化的なこととは無関係に生食は野蛮だという認識の国は多いようです。 >個人的に、刺身は大好きなので、まったく信じられません! 日本人でも生魚が苦手な人は多いです。 宴会で独りだけ小鍋で刺身を煮て食べていたり 寿司屋のカウンターでは玉子焼、カッパと太巻と稲荷だけって友人もいました。 当人にとってはキライなものはキライだし、好きになろうとも思わないそうです。

satohaimu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 生食は、野蛮だったんですね・・・、知らなかったです。 確かに、今まで、知り合った人に、生魚が苦手な人にで出会った事はあります。 ま、無理に食べなくても、十分に生きて行けますしね・・・。

  • 4610-564
  • ベストアンサー率29% (238/799)
回答No.2

生魚食う文化が世界広しといえ、片手で数えられる一部の地域と、国を挙げてだと日本国しかないからですよ。 そんな自然環境とか意味不明なことあげたってダメです。 たとえば、栗虫、蛾の幼虫ですけど、これ生きたままおやつ感覚で口に入れられます? わたしは入れられますよ。山育ちですから 蜂の子だろうが スズメバチの素揚げだろうが ムカデのから揚げだろうが ザリガニのシュリンプだろうが トノサマガエルだろうが・・・ 栗虫ピーナッツ味でプリプリと甘い汁が出て おいしいですよ といっても手のひらいっぱいに栗虫生きてるの乗せて笑顔でお口にポイなんて できないでしょ? 感覚とすればそれと一緒。 えすきもーとかのように、凍った生肉食わないとビタミンが取れず病気になりやすくなる、みたいな地域じゃなければ、魚なんざ生肉と同じ感覚 煮たり焼いたりして食べるのが当たり前だし、それしか生まれてから見たことないんだから、どんだけ、ネットが普及して ジャパニーズ”サシミ”なんて画像見たところで、わかっていたっていきなり口になんか入れられません。

satohaimu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >といっても手のひらいっぱいに栗虫生きてるの乗せて笑顔でお口にポイなんて できないでしょ 出来ません、想像すらしたくないです。 理屈よりも、感覚ですね・・・、良く分かります。

  • lions-123
  • ベストアンサー率41% (4360/10497)
回答No.1

>外国人が、生もの、刺身が食べられないのはなぜ?       ↓ ◇先天的な要素 母親が食していない。 また、幼児期に食する習慣が無かった。 ◇後天的・環境による要素 食材・料理メニューが少なく、生もの・刺身の食餌体験や機会が少なかった。 生ものの貯蔵・輸送技術やシステムが未整備であり、新鮮で美味しい安全安心な食材が出回っていない。 食材の流通が少なく、食する習慣も無く、メニューや調理人や取り扱い店舗(魚屋・レストラン)も少なかったので未体験・君が悪い・不衛生との懸念・警戒心がある。 和食ブーム、健康志向とは言え、金額的には高く、限られた場所でしか味わえず買えないので、日本滞在や日本料理店での美味しい食餌体験がないと、生ものや刺身に挑戦する気には中々成れない。 >個人的に、刺身は大好きなので、まったく信じられません!・・もっとも外国人に言わせれば、余計な御世話かも?知れませんが・・。 そうですね・・・「所変われば品変わる」「郷に入っては郷に従え」とも言いますが、やはり幼児体験・食習慣・宗教的な戒め・衛生面での事情・美味しい食材や食事メニューが必要条件としてはどれだけ揃っているかでしょうね・・・ そして、十分条件は好奇心・チャレンジ精神・食への拘りや探究心で思い切って口に入れることでしょうね・・・ その結果、大好物になるか、一度だけに終わるかは、その人の嗜好であり感性であり環境の決める事だと思います。 後は、仰るとおり、余計な御世話かも?知れません。

satohaimu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに、子供の頃がか一度も食べた事がないのものを食べるというのは、相当、勇気がいりますね。 結婚して以来、同じ経験をしましたが、ホントに勇気がいります。

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