エキスとは 薬、食品等の有効濃縮成分です。、ではこの海草エキスの有効成分はなにかというと、アミノ酸が主成分になると思います。アミノ酸にはいろいろな種類がありますが、昆布の出し汁の旨味の主成分であるグルタミン酸ナトリウムは有名です。もともと味の素は昆布の旨味に目をつけて開発され、このグルタミン酸ナトリウムが主成分の旨味調味料です。
味の素以外のアミノ酸はというと、栄養ドリンク剤なんかはアミノ酸のかたまりみたいなもんですね。そのまま使われているアミノ酸の名前が商品名になっていたりして、たとえばアスパラエースなんかはアスパラギン酸ですね。ファイトー一発のリポビタンDはタウリン○○グラム配合などといいますが、このタウリンもアミノ酸の一種です。
では発泡酒にこの海草エキス(アミノ酸)を入れるとどうなるか?と言いますと、出来上がったビールに入れた場合、旨味が増すんだと思います。でも入れすぎると味が多くなってかえってまずくなると思います。
では発酵中に入れるとどうなるか、これは酒税法で入れてもいいという前提ですが、酵母の栄養源となって酵母菌が元気(ファイトー一発)に発酵すると思います。
ただ発泡酒やビールの酵母菌が発酵するために必要なアミノ酸類は、麦芽等が原料の麦のたんぱく質を分解してアミノ酸を作ってくれるので、それで十分過ぎると思います。(アミノ酸が沢山つながったものがたんぱく質です)
ですからこの海草エキスというのは、ほかの製品と差別化するために少量入れただけのもので大して味にも影響しないし、発酵に絶対必要なものではないと思います。
だって昆布の味のする発泡酒なんてのみたくないでしょう??
お礼
ありがとうございます。 お礼が少々遅くなりましたm(__)m はい、昆布味や鰹味の発泡酒はイヤです(笑) しかし、エキスは主にアミノ酸ということが解りました。 エキス=食べ物の美味しい所を濃縮したやつ