- ベストアンサー
ネットで有識者の意見を知りたい!カルデロン一家問題についての意見を探す方法とは?
- カルデロン一家(日本への不法滞在の問題)についての法学者の人権擁護的立場からの意見を探したいが、ネットで一般人の非難記事ばかり出てくる。
- 大学教授や新聞の社論など有識者の意見を集める方法を教えてください。
- 大学受験に備えて的確かつ手短な論理的な意見を知りたい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
〉 ネットで検索しても一般人の方のカルデロン一家を非難する記事ばかり出てきます。 ご質問者は安易に「カルデロン」で検索してしまったのかも知れません。「カルデロン 人権 判例」でグーグル検索してみてください。 人権……ご質問の事例は、大まかにカテゴライズして「外国人の人権」というような問題です。したがって、「人権」がキーワードになります。 判例……法の実務を参照しない空論あるいはヘイトスピーチなどをオミット(omit)するためには、「判例」が一つのキーワードとなります。 このように検索しますと、ネトウヨらが猖獗をきわめる中で、他方、弁護士が開設したサイトが見つかります。それをざっと読みますと、「子どもの権利条約」というのが根拠の一つになっていることが見てとれます。 そこで、「カルデロン 人権 判例 子どもの権利条約」で検索すると、次のように簡潔にまとめているブログが見つかります。 〔引用開始〕 「国連子どもの権利条約」は、子どもの最善の利益、非差別の原則、生存と発達の権利、そして意見表明権をその基本原則として掲げている。 これらの基本原則は、日本国憲法における基本的人権の尊重のようなもので、改正したり、留保したりしてはいけないものである。 日本政府は、しかし、両親ないし片方の親が強制退去処分になった場合、子どもの最善の利益は適用されないという解釈宣言を「国連子どもの権利条約」第9条1項について行なっていて、国連子どもの権利委員会から繰り返し、その撤回を勧告されている。 私の視点から見ると、これまでの法務省、そして最高裁の判決は、この解釈宣言を容認した、その範囲内での議論なので、そもそも、再考が必要なものである。 そして、その観点から、現在、国連特別報告者が介入しているのだと理解している。 確かに、外国人の入国ないし在留許可は各国政府の裁量事項であることは国際法の大原則である。 しかし、この原則を確認した最高裁のマクリーン判決は、今日のように多数の国際人権条約が成立する以前のものであって、その後の国際人権条約その他の制度の発展の結果、国家といえで〔原文ママ〕も、これらの国際人権条約によって一定の制約を受けるという国際的な新たな動きを全く無視することは出来なくなっている。 〔引用終り〕 なお、グーグルは一度にたくさん(100件)表示されるようにしておいてください。また、検索結果に各サイトの一部ずつが表示されるようにしておいてください。 そうしますと、大量のゴミサイトを開くまでもなくオミットできます。
補足
検索は様々な形で行っていますが、そのつど有益な意見を精査するのに非常に時間がかかってしまうためまとめてあるサイトなどがあれば見たいと思いました。 有料であれば過去の新聞や社説を見れるサイトを知っているのですが……