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デフレのい行く着く先は?
日本は、今デフレです。 良い解決策もなく、この状態は続くようですが、デフレが進むと行き着く先はどうなるのでしょうか? 平均収入が減少し、貧乏になるのでしょうか? 食う物も貧しくなり、医者にかかるのも控えるようになるのでしょうか?
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デフレと景気悪化による不平等度の上昇は分けて考えなければ混乱する。 デフレだけであれば、あるとき 「あれ? 給料が増えてないと思ったけど、実は結構使えるようになってる」 と気付く。実質的に手取り額が増えているということから、貧乏になるわけでもない。 一方で、景気が悪化すると、既得権を確保するという形で不平等度が増える。特に若年層と非正規雇用セクターにしわ寄せがいく。いわゆる「失われた世代」がこの波をもろにかぶっているし、現在の「高齢者層が貯蓄の過半数を持っている状態」というのもその結果である。 こちらの方から、特に若年層が > 平均収入が減少し、貧乏になるのでしょうか? 食う物も貧しくなり、医者にかかるのも控えるようになるのでしょうか? という状況になります。
その他の回答 (3)
ANo.3の方がおっしゃるとおりで、デフレは(インフレも)良い悪いとひと言で結論付けることができないものです。 事実、物の値段が下がり買い物は楽になりました。 つまり、デフレとはお金の価値が上がっていく(物の値段が下がっていく)ことなので「使うより銀行に預けておくほうが得」になります。 そうなるとお金が回りにくくなって、さらにお金の価値が上がるということになります。 そのような状況は経済活動を支える商店や企業にとって嬉しくありません。せっかく作ったり仕入れた物の価値が徐々に目減りしていくわけです。事業のための借金も見かけの金利以上に負担が増えます。 そうやって経済が停滞すると人々の給料も減り失業も増えますので、なるべく消費を控えてお金の価値が上がるのを待ちたくなります。 こうして経済が縮こまっていくのが「デフレスパイラル」で、こうなると悪いデフレです。 経済活動が停滞するので医療なども含め、利益が出ないと成り立たないものは持続が難しくなります。 それを支える公的補償も経済の停滞で税収不足になれば予算が削られますし、国の借金もデフレ下では負担増になります。 だからといってインフレならいいというものでもありません。 インフレ目標を設定して数字の上で辻褄合わせをしようとするとアメリカのように住宅価格は上がらず、消費者物価だけ上がるというようないびつな状況が生まれたりします。 また、恣意的なインフレ政策をとると、ある時点から急速にインフレが進む可能性もあり、インフレ嫌いの日銀がデフレ対策に慎重すぎる要因の一つになっています。 個人的にはアメリカが史上まれに見る規模でデフレ対策を続けているうちは、日本があおりを食わないようにある程度大胆な政策も必要ではないかと思っています。
お礼
回答ありがとうございます。
- nasi000
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デフレが酷くなりデフレの連鎖が加速すると、それは恐慌になります。 日本の場合緩やかなデフレでGDPが低成長で横ばい状態が続いていますので、これまでの十数年を見る範囲では横ばいが続くと言えます。が、多要因が絡んでいますので、どうなるのか未来のことは誰にもわかりません。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、未来のことはわかりませんか・・・
- medamaclip4
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生産量より需要が少ない状態です。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 丁寧な説明で分かりやすかったです。