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デフレの特効薬はありますか?
【経済】デフレに沈む日本経済、本格的な刺激策が必要(WSJ) というのがありました。 http://yomi.mobi/agate/anchorage/bizplus/1265557136/a こういう記事は日本経済新聞などでもあるのですが、政権批判ばっかりで具体的な策を出している記事はなく、ただ掛け声で「やばいですよ~」という事を出しているだけのように思えます。 量的緩和など、日銀が出来る事はあっても、政府が今のまま何もしないのでは話になりません。 しかし、デフレの解消には資源などの暴騰、内需・外需の上昇がないと解決はしないように思えます。 しかし、外需は輸出依存、内需は消費者依存であり、景気回復が進まない現状ではどちらも期待出来そうにありません。 また海外の国債の80%前後になるアメリカの国債を売却することは出来ませんから、海外の国債がいっぱいあるから日本の財政は大丈夫だとも言えない状態で、財政面・経済バランスから見てもデフレに特効薬があるようには思えません。 デフレに特効薬はありますか? よろしくお願いいたします。 ※過去に荒らされた事があるので、そういう方のは読みませんので宜しくお願いします。
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- ryuken_dec
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No6。 特効薬の有無とは少しずれる。 継続したデフレが経済に良くないことは分かるが、そんなに何が何でも解決しなくてはいけないものではない。世間ではどうしてもデフレを解決しなくてはいけないかのような意見もあるが、そんなに問題ではない。 そもそもデフレは各種経済活動の問題の原因なのか結果なのかという視点が重要。結果だとするとデフレを退治することに意味はない。 肺炎によって発熱しているのであれば、熱を下げても仕方ない。肺炎を治さなくてはならない。 低所得者層の拡大によって価格競争が押し進められてデフレという結果を導いているのであれば、デフレ退治は筋違い。
- 織田 信長(@id_system)
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- 織田 信長(@id_system)
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> デフレが成功という書き方をされていますが、 書いていませんよ。もう一度読み直してみてはいかがでしょうか。 > 国債を毎年30兆円以上発行し、大企業は内部留保がすごくある > という状態、それで雇用悪化などをもたらしデフレの一因にな > っていると考えれば、今の状態で良い訳がありません。 冬場に寒いのは仕方のない事態です。極寒の地で裸になれば夏になるなどありえない事です。問題なのはその環境条件の中でベストな対応をとれるのかという事ですね。 日本はじゃぶじゃぶの資金供給政策であった量的緩和なども行いましたが、これ といった効果は見られませんでした。 また80年代後半の日本やつい最近までの米国がそうであったように、市場にむやみな金融緩和を続ける事は、バブルを発生させるだけです。バブルの発生は日本や現在の米国がそうであるように、その後に高い付けを払わされる事になります。 国債を問題視するのであれば、橋本内閣のように安易に緊縮財政財政再建に入った事で景況悪化をもたらし、その後に借金倍増しのような自体を招いた失敗などをしっかり理解すべきでしょう。安易な財政再建、国債発行減は逆に経済状況そして財政状態を悪化させるのです。 > 政府紙幣を出してハイパーインフレが怖いというのは > 分かりますが、先進国でこのような事は起きていません。 それは当然です。どこも政府紙幣などの発行はしていませんから。 インフレターゲットでハイパーインフレはまず起こらないでしょう。しかしインフレターゲットの代表国イギリスでは、首都ロンドンは世界一の物価高の都市となりとバブルを招き、日本のバブルとほとんど同じような状態になりました。イギリスのバブル崩壊も極めて深刻事態です。
- ryuken_dec
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デフレの特効薬はあるが、デフレに特効薬が必要なのか。 効果が強い薬は副作用も強い。 カゼを引いたたからといって、すぐにせきを止める特効薬は必要ない。そのような薬があっても代償が大きくなる。のどを切り策という外科手術をやってもセキは止まるがマイナスの方がはるかに大きい。 先の回答にも出ているが、特効薬の1つは紙幣の大量増刷。国民1人に1億円ずつ配布するように紙幣をあり得ないほど増刷すればデフレは克服できる。 他には他国との戦争。特にアメリカのような強大な敵に戦争を吹っかければ軍事費の増大や物資不足でインフレになる。 このように特効薬は存在するが、その代償が大きく政策としては褒められたものではない。
お礼
なるほど、わかりやすいご意見ありがとうございます。 確かに政府紙幣や戦争による浪費でデフレは解決出来るかもしれませんが、それ以外にはやはりないのでしょうか? という事は、上記で挙げた記事や日本経済新聞などが書いている記事は、出来ない事や案が無い事を要求しているのでしょうかね? とりあえず、経済学者も役に立ちませんから、マスコミもいい加減にしてもらいたいと思います。 解答ありがとうございました。
- akik
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人口を増やす。勤労者層を増やす。 19世紀の終わりに欧米でデフレが発生したが、 米国は積極的に移民を受け入れていた時代で あったので、デフレが緩和された。 20世紀の前半に発生したデフレでは、米国は 移民を積極的に受け入れなくなったので、デフレ が深刻化した。
補足
解答ありがとうございます。 アメリカ以外の国はどうなんでしょうか? 成功したんでしょうか? ちょっとデータがないのでなんともいいようがありません。 それと、日本で行った場合は、当然中国人・韓国人を中心とした移民となるかと思います。(北朝鮮に何かあれば当然入ってくるでしょう) 日経連などは移民1000万人計画という事を盛んに言っていましたが、アメリカだけの成功例(?)で言っているんでしょうか? ちょっとデータ的な補足が欲しいです。
- hirosi3
- ベストアンサー率50% (72/143)
●特効薬があればデフレは起きない ハイパーインフレに対する特効薬はありますが、デフレに対する特効薬はありません。もしあればでデフレが懸念される時点で特効薬が処方され、デフレは回避されるはずです。日銀は2001年から量的緩和政策を実行したのですが、それによってデフレが改善されたとは思えません。政府・日銀に出来ることは、それ以上デフレを進行させる政策をとらないことです。極端な緊縮財政とか金融引き締め、高金利政策、などを取らないことです。バブル崩壊後のデフレから立ち直ったのは、不良債権や不良在庫の処理、リストラ、賃上げ抑制、などに時間をかけて取り組み、その成果が出てきたからだと思います。 上記の対策は多少の副作用を伴います。そこで、効果と副作用とのバランスを考えて政策なり経営戦略を実行すべきだと考えます。
補足
解答ありがとうございます。 が・・・認識が無いのかずれているのか・・・。 >バブル崩壊後のデフレから立ち直ったのは、不良債権や不良在庫の処理、リストラ、賃上げ抑制、などに時間をかけて取り組み、その成果が出てきたからだと思います。 デフレが深刻化しているのに認識が甘いのでは? 賃下げが行われた結果、35歳平均で12年前より200万円の収入が下がっているというのをNHKでやっていました。 “35歳”を救え なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか (単行本(ソフトカバー)) NHK「あすの日本」プロジェクト (著), 三菱総合研究所 (著) 十数年前より20兆円/年の賃金が落ち、デフレの一因と聞いています。 労働者は消費者でもあり、金は天下の回りものという言葉もありますよね? 不良債権と不良在庫がデフレの一因ではあっても、デフレが永遠と続いている理由はどこにあるのでしょう? 納得出来る部分が全く無いので、データを示して頂けると幸いです。
- 織田 信長(@id_system)
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デフレ退治の特効薬はいくつかあります。例えばハイパーインフレが起こるほどの紙幣増刷などです。ただその手の事をするとデフレ退治ができても、もっと最悪な経済環境が出来上がってしまい、本末転倒であるという事です。 日本はここ15年緩やかなデフレ環境にありました。デフレスパイラル"懸念"がマスコミで語られながら、中央銀行の金融政策、政府の経済対策などもありデフレスパイラルに陥ることはなく、年率0.数%というレベルの緩やかなデフレが続くといった状況でした。 財政再建・緊縮財政に入り、せっかく戻ってきた景気に冷水を浴びせ、その修復のために借金倍増しのような事、中央銀行の0金利からの利上げ時期の未誤り、再度の緊縮政策などによって政府が資産を暴落させ資産デフレを引き起こし経済や金融を危機的な状況に招いたりと、バブル崩壊以後いくつもの政策の失敗は見られますが、年率0.数%というレベルの緩やかなデフレであり、ハイパーインフレなどのような経済システム崩壊するような自体に至ることなく、GDPも緩やかながら拡大を続けてきました。 これは合格点レベルなのか不合格点レベルなのかと考えれば、合格点レベルと言えるのではないでしょうか。 というよりバブルを発生させたことが諸悪の根源です。 またインフレターゲットなどのような、人為的に擬似インフレを起こすような政策は金融のような実利の伴わない部分が増長するだけでしかないのが実態と思われます。 結局ITなどのような新産業が自国から発生したり、発展途上国の高度経済成長のように豊かな国から大幅にシェアを奪うような事を実現させるなどがない事には、デフレから抜け出すことは不可能であり、緩やかなインフレという自体もまた不可能といっていいのではないでしょうか。 要は政府も、中央銀行も、経済界もデフレを許容し対応する事が最も手堅いデフレ対策という事と思います。 なによりバブルによって90年頃、東京全土を買うとアメリカ全土が買えるなんて異常な不動産価格の高騰が諸悪の根源で、バブル崩壊が起こりその異常な物価高後に物価が下落するというのは必然という事でしょう。
補足
解答ありがとうございます。 言いたい事はわかるのですが、それでは上記で示した記事と同じだと思います。 デフレが成功という書き方をされていますが、国債を毎年30兆円以上発行し、大企業は内部留保がすごくあるという状態、それで雇用悪化などをもたらしデフレの一因になっていると考えれば、今の状態で言い訳がありません。 また書かれておられるように、10数年も同じ事をやってこの状態なのですから失敗と結論づけても問題はないと思われます。(所詮経済学は机上の空論です。(経営学の教授の言葉ですが)) 政府紙幣を出してハイパーインフレが怖いというのは分かりますが、先進国でこのような事は起きていません。 金融政策の差もあるとは思えますが、前例が無いという理由ではねつけるどっかの親方と同じ論法ならば意味はないと思います。
- ?橋 昌也(@fudousin)
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まっとうな経済政策と将来ビジョン(産業構造の変革)こそが唯一の解決策ですが、そういうのを特効薬とはいいません。 まじめに特効薬を論じれば、それはひとつしかありません。 歴史上、そうした場合に多くの国家が行ってきたのは戦争です。北朝鮮と開戦すればデフレは解消されるでしょう。
お礼
解答ありがとうございます。 え~と、過去の大戦争を見れば書かれている通りだと思いますが・・・。 基本的に日本は武器を作っていないはずですよね? また戦争をしても主力は航空機となるはずなので(イラク戦争を見れば)、F-15などのアメリカ製・・・。 どちらかというと、太平洋戦争の日本のインフレを考察されているような気がしますが、日本が恩恵を受けるのはどこらへんなんでしょうか? とりあえず、金を使う事が資本主義の大原則であることを考えれば、それも正しいと思います。 ただ、他の方法はないでしょうかね?(笑)
- ロンリー フリーマン(@lonrlyfreeman)
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もうすぐ地球が滅亡するって、信じこませることですね。 そしたら紙切れを使いまくるでしょ。
補足
もしかして、某TV局のやってた2012年滅亡報道はそれを狙っているんでしょうかね?
お礼
下記のは後で書くとして、GDPデフレーターではグラフ上では一時期を除いてずっとマイナスなんですがね~。 http://www.tokaitokyo.co.jp/otome/finance/business/check/gdp.html それと、消費者物価指数では「生活費の変化の判断には不向き」 と書いています。 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/commodity_price/ まあデフレじゃないと言いたいのかどうかわかりませんが、バブルの頃がおかしかったというのは同感ですが、今現在の状況を聞いているというのをご理解頂きたいですね。