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北海道の美術・デザイン系高校について
はじめまして。 受験生になり、高校の進学先について迷っています。 将来は美術大に行くことを目標としています。 今頭の中の候補としては、 札幌大谷高校の美術科、江別高校生活デザイン科、札幌南陵高校(こちらは普通科になります) を考えております。 大谷高校はランクがギリギリで、単願で受けると合格ライン内に入れると思うのですが、 両親は私立にとても反対しています。 また学力がギリギリなので、授業についていけなくなるのではと心配しているようです。 しかし私はこの3校の中では、大谷を第一志望にしたいと考えています。 ただ、全ての情報が確かではないインターネットの世界ですが、 平岸高校のデザインアートコースや大谷高校の美術科などには いわゆる「アニメヲタク」な方々が多いとお聞きしました。 それは全然構いませんし、私もアニメや漫画は大好きです。 ですが、その年によっても違ってくるようですが、そちらの方面に熱中し 美術(デッサンなど)への関心が薄れているという方も少なくはないという話を目にしました。 大谷高校の最近のレベルといいますか、実力はどのくらいのものなのか 教えていただけるとありがたいです。 南陵高校については、私にとってメリットが一番多いと思われます。 油断大敵ですが、道コンの結果でも不安はなさそうです。 そこで質問なのですが、高校で美術科やデザインの専門のコースや科に行くのと、 普通科にゆき、美術の予備校に通いながらだと、 どちらが確かな技術を身に着けることができますでしょうか? その高校や私の取り組みによっても大きく変わると思いますが、 私立を反対されている今、普通科に行き美術予備校へ行くという 道もあると頭に入れておきたいです。 文才がないので分かりづらい面が多々あったと思います。 長々とおつきあいありがとうございました。
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こんばんは。 自身も美大受験経験があり今まさに娘が高3の受験生、美大志望です。 北海道からは遠く離れていますので地元情報はわからないのですが札幌大谷高校をHPで見てみました。 とくに注目したのは進学実績のところです。 過去4年間の合計という事で示されてる割りに美大への進学実績は高いと言えるものではないようです。 もちろん普通高校と比べてではなく美術科を有する高校と比べての話です。 そして最も多いのが附属の短大の美術科への進学で突出しています。 附属だから当然の結果でしょうけれど、この大学(短大)は美大ではありません。 なのでここへ行っても美大を出ましたと世間に言えるレベルではありません。 授業のカリキュラムには普通科では体験できないような美術の時間が多くとられています。 絵画の基礎、デザイン、造形など広く美術体験ができるのはメリットではあるでしょう。 また、ここはご自身で確認すべきと思いますが、この高校の美術科に通う生徒は外部の予備校には通わないのでしょうか? 学校内の授業や補習のみで実力アップが望めるレベルなのでしょうか? もしも予備校へ通う生徒が多いのであれば、私立校で学費が高いうえに予備校代ととてつもなく経済的負担がかかってきてしまいます。 進学実績には他府県の美大へ進学している人もいますが、この人たちは予備校に行ってたのかどうか、確かめるべきですね。 と言うのもある地方の某私立校(スポーツ実績で有名です)に美術コースがありまして、おそらく似たような環境と思われるカリキュラムです。 しかし本気で美大芸大進学を目指す生徒は1年時から美術予備校に通っており学費は二重にかかります。 私立校ですからヨーロッパの美術館巡りをする豪華な修学旅行もあり、いったい高校を卒業するまでの3年間にどれだけの金額がかかるのだろうか?と他人事ながら心配になります。 そのうえ国公立であればまだしも私立美大へ進学すればさらに多大な学費を要するのです。 正直、高校生にそこまでの環境は贅沢すぎると私は思います。 一方、うちの娘は公立高校の美術専攻です。 しかし1年時はとくに美術の授業時間が多いというような事はなくあくまでも普通科高校です。 その代わりに美術部に所属する事が必須条件となっており、美術専攻の生徒はそこで毎日腕を磨きます。 2年以降になると理数系科目が減り美術の授業時間が増えますが、基本は放課後の毎日の訓練です。 そして予備校に通うのは3年の夏休みから受験までの半年ほど。 経済的にはとても助かります。 というわけで、美大に行くという目的を最優先に考えるなら私は公立の普通科に通いながら美術予備校に通う方が得策と思います。 ただでもお金のかかる道です。ご両親に無駄なお金を使わせないようにしましょう。 3年間、予備校に通う経費だけで相当な額になりますよ。 しかも当然ながら予備校の方が受験にたいする意識は高くレベルも高いです。 高校では普通科で普通の勉強を頑張りましょう。 そして部活動はあきらめて予備校通いをする。そういう道がおすすめです。