一応、ごく初歩的なところから
電源の安定化について
まず、例えば50Hz電源の地域で実効値100Vの交流を全波整流するとします。
すると|100√2・sinΘ|の波形をもつ、0から最大で141Vまで1/100秒周期で変化する電圧が得られます。
ここで、voxysnowさんが「0から141Vまで変化されたのでは都合が悪い、変化は1Vまでにしたい。
ちなみに、出力は常に1A流れつづける。必要なコンデンサは」と求めたいとします。
0から最大で141Vまで1/100秒周期=10msで変化する電圧からコンデンサへ充電し、コンデンサから負荷へ放電する事になるわけですが、
電流は電圧が高い方から低い方へ流れますから、コンデンサの両端の最低電圧を140V以上に保つ条件では
0から最大で141Vまで1/100秒周期=10msで変化する電圧からコンデンサへ充電可能なタイミングは
入力が140Vから141Vまでの一瞬であり、1/100秒の大半はコンデンサから負荷への放電時間ということになります。
ここで、コンデンサの容量単位Fは
毎秒1A充電あるいは放電したときに1ボルト(V)の電圧差が生じる静電容量が1F
なのですから
1/100秒,1A放電した時、1ボルト(V)の電圧変化内に収めたいなら、必要な静電容量は1/100F=10000uF
ということになります。
電流が2倍なら2倍の容量が必要ですし、
電圧の変動が2倍までOKであれば、容量は1/2で良いことになります。
実際には、電源側に無限の電流供給能力がある何て事はありませんし、
負荷が常に1Aで一定などという都合の良いものはあまりありません。
また、電圧の変動を大きめに許容すれば当然、充電時間と放電時間の比も変わってきます。
オシロスコープなどで、コンデンサの両端電圧波形と充放電電流を観測しながら色々試してみるのも面白いですよ。
お礼
ありがとうございます。 たびたび申し訳ないですが、電源負荷のインピーダンスから、目的とする周波数成分を目的とする減衰量が得られる容量にする。ということは、どういうことでしょうか。もしよろしければ、プロセスまたは、式を教えて頂けないでしょうか。