中国はまだ社会主義国なんですか？

質問

すいません。あまりに基本的過ぎて忘れてしまってて・・。
社会主義国なんでしょうか？
というか、社会主義という言葉すらどう表現してよいのか分からないのですが・・・。民主主義国家は日本やアメリカといった「自由」な国ですよね？働いたら働いただけの収入を得て（もちろん税金も納めないといけませんが・・・）自由に生きていける国のことですよね？
社会主義とは一つの政権が主に「人類平等」という理念で国家全員が国のモノとして働き、生きていくことですよね？中国はまだ社会主義国ですか？なんか、最近自由になってきてるような気がしていたのですが・・・。
私が学校でこういうことを習っていた時代とはだいぶ違って分からなくなってしまいました・・。
簡単でいいので、中華人民共和国の今を教えて下さい。

ちなみに今、問題になってる日本人留学生。下着？ブラとパンティですよね？男性がしようとしまいと女性も似たような格好で日本では昼夜関係なくテレビに出ててなんにも問題ないのに、それくらいで（失礼）騒ぎ立てることかな？と。きっと何か裏があるのでしょうね。宗教的？文化的？？戦略戦争をした日本はアジア圏の人たちに未だに恨まれてるんだなと痛感しました。悪いことだけはおおげさに伝わりますからね・・・・。悲しいです。

回答No.4

jenna

中国ですが，私企業では日本以上に資本主義になっています．日本では考えられないような給料の格差が同じ会社でもあります．
製造業では出来高制を採用している企業も多いです．いくら数を上げても不良品を作れば差し引かれて査定される制度です．
さらにはちょっと出来が悪いとさっさと首切りです．代わりの人間は内陸部からいくらでも出てくるので，給料も殆ど上がりません．

ところが一方で国営企業の一部には昔ながらのやる気のない人間（時間働けば中味は問わない）だらけで，全く競争力をなくした企業もたくさんあります．
こういうところを見ると社会主義がしっかりと根付いているように思えます．
中国の経済問題の深層がこういうところに眠っています．
不良債権問題は日本だけの問題ではなく中国にもあります．

地域エゴも頻繁に出てきます．上海でも一時は天津汽車のダイハツから導入したシャレードがタクシーとしてたくさん走っていました．ところが上海政府（という言い方もおかしいですが）が，地元の上海汽車優先政策を掲げ，シャレードの登録を受理しなくなり，代わりにサンタナになっています．
地方分権が進んでいる（？）とも言えますが．

現在問題になっている西安の大学生の問題は中国から発信されているのが本当に事実かどうかを見極める必要があると思います．
個人的には，経済面で遅れをとっている地域的であり民衆の不満も大きく，そのはけ口に利用されていないとは言い切れないと感じています．
こと情報に関しては完全に統制されてます．
SARSの時もそうでしたが，最初は完全に情報操作・封鎖していました．それが世界中から疑惑と捉えられ却って不利を被りそうになって，慌てて情報公開しました．

中国は多様であり一面的に捉えるのは無理かもしれません．

回答No.3

fuji1

こんにちは。
今年の夏に中国に行ってきました。
そのときの感想は、#2 の方が書かれているような自由な社会主義体制でした。

地元の中国人が上海では店舗などに書かれている価格を半額まで値切って買っています。
こんなところは経済的に自由ですよね。
国家体制は純粋な社会主義です指導者層と人民層ですから。

あと西安の事件ですが、赤いブラと模造性器の人間が「これが中国人の姿だ」と主張したのが問題だったのではないでしょうか。
こんなことをしたら、中国人蔑視と思われても仕方がないです。日本人としても許されることではありません。
文化の違いどころではないでしょう。

回答No.2

nozomi500

民主主義とは、社会体制の用語で、
社会主義とは、経済体勢の用語で、
そういう意味では対義にはなっていません。

＞社会主義とは一つの政権が主に「人類平等」という理念で国家全員が国のモノとして働き、生きていくことですよね？
…というのは、ちがいます。

自由な社会主義体制もあれば不自由な社会主義体制もあるはず。（理屈では）

政権が云々は、政治体制の問題でもありますが、
いちおう、中国の指導者は市場経済をとりいれた社会主義経済、と考えているみたいです。
（それが社会主義といえるかどうかは別の問題）

回答No.1

noname#109396

現在の中国は「改革開放、社会主義市場経済」の国である、という事になっています。

この路線を推進したのは亡くなった鄧小平さんなのですが、これは要するに、
一言で言えば、
「経済活動及び私有財産制については、相当大きな範囲で自由を認める。
ただし、政治的な側面については、中国共産党の一党独裁を堅持する」という
事ではないかと。

つまり、「一生懸命働いて、出世したりお金をもうけたりするのは別にいいけど、
もっと民主化して欲しい、自分たちの代表を選挙で選びたいとか、
そういう事を言い出してはいかんよ」というのが、中国共産党＝中国政府の
公式な見解、という理解でいいのでは？

なお、西安の一連の騒動についてですが、あれは日本人留学生（教師も含む？）
のやった事だから問題になる、という面も確かにありそうなのですが、
それ以上に、中国における社会規範である儒教は、行儀作法であるとか、
公の場での服装、ふるまいについて、極めてやかましい制約を持つ、という事が
問題の背景としてありそうです。

学問の場である大学で、ほとんど裸という格好で登場というのは、
日本の感覚で言えば、葬式の最中に裸踊り、というに等しい、
とんでもない無礼、侮辱と、受け取られる可能性があると思います、中国では。

これはたとえば韓国などでも同じ感覚のはずで、こうした場合、
日本人としては、とりあえず平謝りに謝るしか、ないのではないかと思いますが。