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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:オペアンプの出力範囲について)

フォールデッドカスコードの出力範囲について

このQ&Aのポイント
  • フォールデッドカスコードの増幅器では、出力範囲が狭くなるため、出力振幅を増やしたい場合には2段構成で位相補償が行われます。
  • 1段目のフォールデッドカスコードの出力範囲が狭い理由は、ソース接地の入力が振幅制限されているからです。
  • ソース接地の出力は大きく振ることができるのは、ソース接地自体が飽和で動かせる電圧があるためです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.4

ANo.3です。 間違いがありました。 >回路その3では出力範囲は広がっていない 出力範囲が広がっていないのは「回路その2」で、「回路その3」は広がっています。「回路その3」は入力範囲が広くなっているので、回路に負帰還をかけて電圧利得1のバッファ回路を構成したとき、差動アンプ(フォールデッドカスコード回路)の出力電圧は広くなります。 「回路その2」はオペアンプ回路になっていない(出力回路がない)のですが、オペアンプで言うと、レール-to-レール入力でもなく、レール-to-レール出力でもないオペアンプです。「回路その2」はレール-to-レール入出力のオペアンプに相当すると思います(ただし出力電流があまり取れない)。

pony666
質問者

お礼

補足の追記です。 勉強不足のため、そもそもの考え方が違っていて、 「回路その2」では出力がふれないのではなくて、 入力範囲が狭いので出力が振れないように見えていた だけだったようです。 今まで入出力範囲の確認は、ボルテージフォロアにして V+をスイープさせて出力をDC解析していたのですが、 これだと入力に制限されているのか出力によって制限されているのか よくわかりませんでした。 これを区別するような測定回路があれば教えていただけると助かります。 http://www.ec.ss.titech.ac.jp/opamp/2010/shinsa.html 上記などの回路構成も試しましたが入力が足りないようには 見えませんでした。

pony666
質問者

補足

追加のご回答ありがとうございました。 では、例えば「回路その3」にソース接地が無かった場合は 入力はRail-to-Railだが、フォールデッドカスコードの出力は制限 されてしまうと考えてよいのでしょうか。

その他の回答 (3)

  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.3

>回路その3では出力範囲は広がっていない ということだと思います。 フォールデッド(折り返し)カスコード回路については、ここ(http://www.si.eei.eng.osaka-u.ac.jp/reference/osk_0208_02.pdf)の資料が良いと思います。大学の講義資料なので細かい説明がありませんが、69ページまでが差動増幅回路、70~111ページが出力回路の説明になっています。72ページにあるように、ソース接地の pmos と nmos の2段重ねが最も出力電圧範囲が広くなっています。

  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.2

ご質問はここ(http://analogsekkei.web.fc2.com/opamp.html)の下から3番目の回路(回路例その2)のようですが、その回路にはソース接地はついてません(回路図の右半分全体がフォールデッドカスコード)。 そのサイトで「ソース接地を追加してやると・・・出力電圧範囲が広がる」と書かれているのは、その次の回路(回路例その3)です。「回路例その3」では、nmos と pmos を両方使った差動アンプになっているので差動アンプ自身の出力電圧範囲が広くなります(「回路例その2」はそれより狭い)。その後のソース接地回路はもともと出力電圧範囲が広いので、広くなった差動アンプの出力電圧範囲をカバーすることができ、なおかつ、電流駆動能力を高めているということではないでしょうか。 「回路例その3」の出力(吐き出し)電流は、右上端のトランジスタの電流(100uA)で制限されますが、「回路例その4」ではその電流を大きくしたもののようです。

pony666
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 質問の出所はご指摘のページです。 掲載されている回路の構成としては、次のようになっています。 回路その2 フォールデッドカスコード単体 回路その3 Rail-to-Railフォールデッドカスコード + ソース接地 回路その4 回路その3 + ドレイン接地 回路その3では入力範囲を広げるために、NMOSとPMOS を使った入力段にしているだけで、出力範囲はカスコード の縦積み部分で決まってしまうため、広がっていないという 認識ですが違うでしょうか?

  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.1

エンハンスメント型のMOS-FETの場合、リニア動作の動作範囲にソース電圧を含みません。 もともと動作範囲がずれているので入力電圧が(ソースに対して)ゼロボルトまで振れる必要がないのです。

pony666
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 まだ勉強を始めたばかりなので、解釈を間違っているかもしれませんが、 次のようなイメージでよろしいのでしょうか。 差動段の出力(フォールデッドカスコードの出力)電圧は フィードバックがかかっているのでほとんど揺れない このほとんど揺れない電圧が次段のソース接地に入力されるため、 差動段の出力範囲はほとんど関係なくなる とイメージしています。 ただ、そうすると出力が振れないのに、なぜ差動段をカスコードにして ゲインを稼がなければならないのでしょうか。

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