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パートタイムの仕事と芸術、英国と日本
英国在住の34歳の女性です。IT企業で6年半働いた後、イギリスの大学で芸術を学び先月学士過程を卒業しました。そして現在、今後の進路を考えています。 目の前の選択として「イギリスか日本で仕事を見つける。仕事はフルタイム(正社員)かパートタイムになる」という事は明らかなのですが、その仕事がフルタイムかパートタイムか、イギリスと日本のどちらの国で働くのか、が決まっていません。 アーティストを本気で目指す場合は、通常、パートタイムの仕事をしながら制作をします。しかしパートタイムは将来が不安ですし、勉強を続けるにあたって家族からの援助を受けていましたが、そのお金も返せるかどうかも不安です。 一方フルタイムだと「フルタイムで働いてしまってアートが続けられるだろうか?私はそこまでやる気があるだろうか?アートを始める前の状態(後述します)に逆戻りしないだろうか」と不安になります。 それで、将来に不安の少ないパートタイムの仕事というものがあるか調べる一環としてここに質問させていただく事にしました。 ・資格がなくても、または取得するのにあまりお金のかからない資格があれば始められる ・日本でも英語圏の外国でも続けられる ・効率良く稼げる可能性がある ・ある程度の安定がある そのような仕事に関して、イギリスでも日本でもかまいませんので、何かご存知の方がいらっしゃいましたらアドバイスがいただけると大変ありがたく存じます。 不況で私の年齢では、フルタイムの仕事も見つからないかもしれないですが、一応「見つかる」という前提での質問です。 以降は補足と、なぜこのような質問をするかという背景です。 「いい年をしてアートなどをやりたいというのはわがままではないか」「本来なら、経済的自活と家族へ借金を返すことを第一に考えるべきではないか」と思っていますが、アートをやる前の状態に戻りたくないのです。 アートを始める前は、自分が社会人となって自活する事が第一だと考え働いていました。自分のやりたいことがはっきりわからなかったので、やれる事をがんばろうと思っていました。しかし仕事は激務で自分の時間があまりにもなく、また仕事はかなりできない方で、いつも会社に対して申し訳なく思っていました。 「この仕事はずっとやり続けたい事ではない」「やりたい事を何もやっていない。自分の人生はこれで良いのだろうか?」という疑問・不安がいつもありました。「プロである以上、責任を持って仕事をしなければ」という義務感と、「これは本当はやりたい事じゃないのにがんばってしまったら、本当にやりたい事はますます見つからないのでは」という不安の両方がありました。 毎日疲れ、そして寂しくてつまらなくて不安で、自分が情けなく、でもそれをうまく表現できない、そんな状況で何年か過ごした後、胃潰瘍と抑鬱がきっかけで会社を辞め、好きだったアートを始め、今に至ります。 「アートを続け、それで社会と良い形で関わりたい(アーティストになりたい)」というのが私の一番の希望です。しかし自分がアーティストになって安定し自活した生活ができるかどうか不安で、作品の制作にも集中できない時が少なからずあります。(何をやっても中途半端で心配症の自分が嫌になります。)アーティストで成功していると言われる人々を見ても自分とは遠く感じられてしまいます。でも、作りたい作品のイメージなどはずっと持ち続けていて、それを形にする事の喜びも知って、これを捨てることはしたくありません。また、自分と似たような傾向のあるアーティストが自分よりも覚悟を持って作品に挑んで良いものを作っているのを見ると、羨ましく、悔しくなります。 家族から援助してもらったお金を返したい、お金を稼ぎたい、安定した収入を得たいという思いも強くあります。この年まで結婚ができませんでしたから、この先も1人かもしれず、孤独で貧乏な老後のイメージがわいてきて不安になり、せめて1人でも不安な思いをせずに暮らしていける収入がほしいと思います。 長々と書いてしまいましたが、一番に質問させていただきたいのは今後の進路に関するパートタイムの仕事についてです。どうかよろしくお願いいたします。
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- marumotan
- ベストアンサー率52% (42/80)
私はコンテンポラリーアートの世界にいる人間ですが、仕事はむしろ美術一本に絞ってやった方がたとえ失敗したとしても、最終的にいい結果が待っているのでは無いかと思います。 例えば二年間、ギャラリーへの売り込みと制作のみを全力でやってみる。けっこうどうにか成るものです。 最近の美術のマーケットでは新人の作品でもかなり売れますし。 万が一、だめだとしても、本当に死ぬ気で努力していたなら諦めもつくかもしれません。 もし就職するなら、パートタイムより公務員が良いです、休みも多く給料や身分も保障されています。 パートタイムだと制作費にも困る事に成ると思われます。 たとえば朝と夕方の二回だけ子供を誘導する「みどりのおばさん」は実働三時間で年収が1000万円弱です。 美術関係がいいなら、特許庁意匠審査官などもおすすめです。
- ka28mi
- ベストアンサー率41% (969/2315)
40過ぎの会社員です。 ご質問のパートというのは、端的に言えば、「誰でもでき、場所に縛られず、拘束時間が少なく、実入りが良く、安定している」と言うことですよね。 そんなパートがあれば、誰もがしていると思われませんか? 最初の「誰にでもでき」がなければあるでしょう。たとえばマンガ家とか作家とか、それこそアーティストとかですね。デイトレーダーなどでも才能があれば大丈夫でしょう。 お金をかけない生活自体を楽しみにして、パートでアートに力を注がれるのか、アートは趣味程度にして正社員として安定を図るのか、どちらかに絞られる方が良いと思いますよ。
お礼
長い質問を読んでいただき、ありがとうございました。そうですね、「誰でもでき」という条件を入れると、都合が良すぎますね。誰にでもできというか、誰でもスタートできるが努力と経験次第で実入りが良くなるようなパートタイムの仕事、または始めるにあたって自分の経歴が有利に働くようなパートタイムの仕事というものがないか、もう少し探してみたいと思います。 お金をかけない生活を楽しむというのはポジティブでいいなと思いました。ただ万が一病気になった時の事、親の介護、自分が年を取って働けなくなった時の事などつい心配してしまい、「お金もほしい!」と思ってしまうのです。