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口の皮膚が柔らかい理由について
たまに食事中、口の中を噛んで血が出ることがあります。 その度に「口の皮膚が硬ければなぁ~」と思ってしまいます。 どうして口の皮膚は柔らかいのでしょうか?
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1・粘膜だからです。 これはNo1さんも仰っておられますね。 内臓由来ですので、構造が皮膚と違うのです。 皮膚は死んだ細胞が何重にも折り重なって構成されています。 お風呂で皮膚を擦ったら垢が出てきますよね。 あれはもともと死んだ細胞の塊ですから、それが剥がれ落ちてるんです。 粘膜は、生きた細胞で出来てます。生きた細胞は水分を含み、生命反応を行っていますので柔らかい。 まあ、骨とか、硬い細胞もあるのですけど。 2・柔軟性が必要だからです。 口って食べ物をほおばったり、飲みこんだりするのに、膨らんだり凹んだりと柔軟な動きをしますから。 硬いと顎の動きを阻害しますよ。 3・硬いということは脆いということ。 もし口の中が硬い組織で構成されていたら、毎日食べ物や歯と擦れるのですから、すぐけずれたり剥がれてぼろぼろになります。 皮膚がなんで硬いかというと、死んで乾燥した細胞が重なった構造をしてるからです。 でもこれって濡れた状態で摩擦を繰り返されると簡単にはがれてしまうんですね。 それに口の中は常に液体(唾液)が出てますよね。 人間の皮膚は湿気に弱いんです。長期間水中で生活する実験をした人がいますが、数週間で全身の皮膚がぼろぼろになったそうです。 粘膜は逆に濡れていないといけないのですが、逆に言えば湿気に強いとも言えるわけです。 4・硬いということは再生しにくい。 歯や骨は頑丈ですが、壊れたらなかなか治りませんよね。 一方、口の中は多少咬んだりしてもすぐ治ります。 基本的に各種内臓もそうですが、動きがある部位の細胞は硬くするよりも、柔軟ですぐ再生(細胞自体が高速で入れ替わる)する構造になっています。 このほうが長期的にみれば丈夫なんですね。 ほかに疑問があればまたどうぞ。
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- cliomaxi
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皮膚じゃなくて粘膜だからですよ。
お礼
あれって、皮膚じゃ無かったのですか。 だけど自分には皮膚も粘膜も同じような気がするのですが・・・ 回答有難う御座いました。
補足
皮膚と粘膜って違うものなのでしょうか?
お礼
なるほど、硬いとそんなに沢山不都合が生じるのですか。 硬ければ良いという単純なものでは無かったんですね。 回答有難う御座いました。