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カブトムシがメスばかり
夏になってふと思い出したので質問です。 以前住んでいた場所は多摩の田舎の方なのでこの時期になると道を歩いていたり轢かれたりしたカブトムシをよく見かけました。しかし決まってメスばかりです。10匹は見ましたがすべてメスでした。いったいなぜでしょう。それ以前にすんでいた場所や、今住んでいる場所ではそんなことはありません。 カブトムシは子供のころ何度も飼っていたので見間違いではないはずです。生き物によっては時期によってメスが多い時期、オスが多い時期があるそうですがカブトムシもそういう類のものなのでしょうか(その割にはそこでは年中メスしか見ませんでしたが) それとも、ただの偶然なのでしょうか?
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私自身カブトムシを研究する立場からのコメントです。 カブトムシを含め多くの昆虫が,オスがメスより先に出現(羽化)する雄性先熟(protandry)という性質を備えています。日本人に馴染み深い,ゲンジボタルやヘイケボタルも同様です。 これらの昆虫では,成虫発生シーズンの後半になればなるほどメスの割合が多くなります。 この理由は,大胆に言えば,オスが先に出てきて,メスを待ち構えて交尾しようとするからです。 また,カブトムシの場合は,灯火に飛んでくるのもメスが目立ちます。 オスは,角が重くて,樹液を吸っている林を離れて遠くまで飛びにくいからです。 また,オスは摂食や交尾の機会を狙って,樹液の出る林内にいることが多いのですが,メスは交尾が終わると産卵のための場所(腐葉土)を探しに出かけなければなりません。 このような理由で,ある一地域(例えば,道路や灯火のある場所,あるいは,林からそのような場所へ行く途中)に,メスが落ちているのが目立つ原因となります。
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- dondoko4
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人間社会も昆虫の世界も同じです。 兄弟または、親戚友人たちの家族は女の子供たちが多くなっていることに気付きませんでしたか。 専門的なことはわからなくいが、食べ物と関係があるのではないかと思う。食文化が豊かになるに比例して女性が増えてくる。それとともに男性も生殖機能も盛んになる。また、地方によっても多少違う。 いい例が、中国です。人口過剰で経済を圧迫してきている。中国は食文化が日本以上に発達した国家だ。何でも餌に変えてしまう民族ですから。
お礼
お礼が遅くなりすみません。 そういう視点はなかったので新鮮です。そういうのもあるのかもしれませんね。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりすみません。 メスをよく見かけた場所は森や山というより住宅地に近いので まさに回答いただいた内容で説明がつきますね。 雄性先熟(言葉自体ははじめて知りました)はほんの一部の昆虫だけかと思っていましたが むしろそういうタイプが多いとは… 勉強になりました。ありがとうございました。