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6価クロムの測定方法について
6価クロムを測定する方法としてはジフェニルカルバジド法がよく使用されていますが、 6価クロムは明らかに黄色をしているので、その黄色の濃さを測定してはいけないのでしょうか? pHによって黄色の度合いが変化したりするのでしょうか?
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もちろん可能です。 しかし、黄色の吸光度で測定可能な濃度範囲はどのくらいでしょうか? また、測定波長は簡単に測定、または調べられますが、その近接波長に存在する妨害物の影響はどのように排除しますか? また、なんのためジフェニルカルバジドを加えるのでしょうか? そしてその時の測定可能な濃度範囲は? さらに、必要があれば、ジフェニルカルバジドの発色物を溶媒で抽出して(可能であれば)検出限界をもっと下げるという発想も出てくるはずです。(実際には、ICPなどを使ったほうが早いが) すくなくともJIS-K-0102は知っているようなので、硫酸イオン、クロムの項を見ればすぐ解決する問題です。 ”6価クロムの黄色 ”に対して酸化還元の影響はありますが、pHの影響はあまりないと思います。(カルバジドの場合は大有り)