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クロメート皮膜中の6価クロム分析方法
- 3価クロムクロメート皮膜に6価クロムが含有されているか、6価クロムが酸化されてしまったかについて質問です。
- JIS H8625 附随書2 3.2による定性試験方法を使用した際、赤紫色が発色しました。
- より良い皮膜中の6価クロムの分析方法についても教えてください。
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3価クロメート皮膜中には6価クロムは含んでいないことになっていますが、検出した例がいくつか報告されています。個人的には「含んでるんじゃないの?」と思っています。 先ごろ、分析展で堀場製作所が報告した例でも検出されました。 3価クロメート皮膜の前処理の検討をおこなっているので、たずねてみたらいかがでしょう?
もともと6価クロムは、クロメート膜の自己再生のために必要で、その酸化力を利用したものです。6価クロムフリーにして性能を維持するために、別の酸化剤を利用しているのではないでしょうか。 ジフェニルカルバジッドによる発色反応ですから、6価クロム以外でも発色する可能性はあります。 6価クロムを使用しないと薬剤メーカーさんがおっしゃっておられるのなら、その通りだと思います。使用している薬剤は明らかにはしてくれないでしょうから、これに対する証明をその薬剤メーカーさんに依頼してはどうでしょう。消極的な方法ですが。
3価クロムによるクロメートですが、出来上がった光沢クロメート膜にも6価クロムが含まれています。 指示薬による3価クロム->6価クロムの反応ではありません。 3価クロムのクロメート処理液(光沢クロメート)には6価クロムが含まれています。 6価クロムが処理液中にないと、クロメート膜を形成できない…と私は思っているのですが。
補足
回答ありがとうございます。 私の書き方が不足していたので、補足します。 今回お聞きした3価クロムクロメートは光沢クロメートではなく、有色クロメート代替で各メーカーさんが出されている3価クロムクロメート液のひとつで処理した物です。 光沢クロメートでは6価クロムが含まれているのですか。そうすると有色代替3価クロメートも6価クロムが含まれている可能性が高いのでしょうか?
お礼
早速の回答ありがとうございます。 確かに耐食性を確保するために何らかの方法をとっていると思います。 メーカーとしてはノウハウでしょうから教えてくれないと思いますが、6価クロムを含まないことを証明してもらうしかアクションは取れそうもないですね。 ありがとうございました。