炭酸ナトリウムと安息香酸の中和
炭酸ナトリウムは水中で電離し、
Na2CO3 → Na⁺ + CO3²⁻ ・・・ (1)
CO3⁻が加水分解して
CO3²⁻ + H2O → HCO3⁻ + OH⁻ ・・・ (2)
となり、式(2)でOH⁻が発生するため弱塩基性であると習いました。
ということは、炭酸ナトリウムと安息香酸の中和(弱酸の遊離?)では式(2)のOH⁻と水中で電離した安息香酸から出たH⁺が反応してH2Oができ、Ph-COO⁻の失ったH⁺を補うようにNa⁺が付くというような反応になるのでしょうか?
教科書に書いてある炭酸ナトリウムと塩酸の反応から予想すると、
Na2CO3 + 2Ph-COOH → 2Ph-COONa + H2O +CO2 ・・・ (3)
という反応式になると思いますが、これでは加水分解で必要なH2Oなどが式に出てきません。
炭酸ナトリウムと安息香酸の正しい反応の方法を教えてほしいです。よろしくおねがいします。
ちなみに調べていると「安息香酸の酸性のほうが強いから反応する」というようなことが書いてありますが、何より酸性が強いかがわかりません。HCO3⁻でしょうか?
補足
水溶液だからその水にとけるということですか?