ギリシャ時代やローマ時代、或いは、中世の頃、真空という概念がなく、宇宙空間は何らかの物質で満ちていると考えられていましたネ。その中の一つの仮説として、宇宙はエーテルで満ちているというものもありました。
さて、重力とは何かということですが、地球上での重力は;万有引力の法則に従って地球の中心へ向かうベクトルを持つ「引力」と、地球の自転に起因する外側へ向かうベクトルを持つ「遠心力」との「合力」が「重力」となっています。
アインシュタイン以前の時代では、ニュートンの万有引力の法則で重力の説明がされていました。しかし、一般相対性理論では、「重力波」という仮説が立てられています。
物質やエネルギーは存在するだけで、周囲の空間に歪みを作り出します。そして、その物質やエネルギーが運動すると、周囲の歪み状態に変化が生じ、「波」として伝わっていくというのがその理論仮説です。
現在のところ、「重力波」を直接に測定することは、技術的な壁に突き当たっていますが、高度な観測設備が世界各地で作られています。
時間をとめることができれば‥
周囲が完全な無重力状態である場所で、運動を止めると、運動による遠心力などがなくなったときに、重力も失われます。というより、逆に、宇宙ステーションなどでの人工重力は、回転運動による遠心力を重力として発生させているのですよネ。
また、地球の自転が止まったとしても、合力の一つである遠心力がなくなるだけで、引力という重力は残っています。ですから、運動を止めただけでは、地球上が無重力になるわけではありませんよネ。
kawakawaでした。
お礼
すみません。 私が知りたかったのは「重力」というより 「引力」のようです。「引力」はいかにして引き付けるのか。やはり「重力波」と同じように仮説はあるが観測は出来てない状態なのでしょうか。 またあらためて質問します。 回答ありがとうございました。