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仮定法 英文法
日本の英語教育において仮定法過去と呼ばれている文法について、ネイティブの感覚に近い感覚で載っている洋書の文法書はないでしょうか? ハートで感じる英文法など日本語の文法書も読みましたが、納得がいきません。 Grammar in useのようなドリルではなく参考書のようなものがいいです。 注文が多いですがよろしくお願いします
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どのような文法書を求めているのか分からないので何とも言えないのですが,私が一番参考になったのは,Michael Lewis 著 THE ENGLISH VERB という本です。 この本の一番の特徴は,文法事項の枝葉部分の羅列の前に,その文法事項が持つ幹となる一番の根幹をおさえることが大切であるという方針で書かれていることです。 たとえば,「過去形」の使い方。直説法の過去形。仮定法過去で使われる過去形。そして,過去形を使うと丁寧な表現になる等々。この著者は,これらの「過去形」の用法は全て枝葉であって,これらに共通する幹があると言っています。「過去形」という名前からして,誤解されているが,「過去形」が表すのは「過去」ではなく,筆者の言葉では,remoteness を表すものだそうです。remoteness とは,「遠さ」「距離感」です。この「遠さ」を時間軸に当てはめたのが直説法の過去形です。現在から見たら,「遠い」過去。現在とは切り離された「遠い」過去です。また,この「遠さ」を実現可能性に当てはめたのが,仮定法過去です。実現する可能性は,遙か彼方。といった感じでしょう。また,この「遠さ」を相手との人間関係に当てはめたのが,丁寧な表現で使われる過去形です。Will you . . .? というよりも過去形の Would you . . . ? の方が丁寧な表現になるのは,この過去形が相手との「距離感」を表しているからである。この筆者は,このように説明しています。 また,過去形に限らず,他の文法事項についても,同様の解説をしています。 私自身は,初めてこの本を読んだとき,まさに目から鱗が落ちる感じでした。 全く別の用法だと思っていたものが,実は根底では同じものから出ていたのだと分かった感じでした。 参考になれば,幸いです。
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- purunu
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書物ほど本格的ではないですが、百科事典中の説明はどうでしょう。 手軽なのがWikipediaで、English subjunctive(http://en.wikipedia.org/wiki/English_subjunctive ) あたり。