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なぜ犯罪が減っているのですか?

なぜ犯罪が減っているのですか? http://www.tuins.ac.jp/~ham/tymhnt/kyodo/anzen/jini/hanzai/hanzai.html などを見る限り、2002年以降は犯罪が減っているようです。しかし経済状態が悪化している人は多いですし(昨日にYAHOOでサラリーマンのお小遣いが戦後最低になったと読みました)、ストレスも多い時代になっているかと思います。人々の顔つきを見ても物騒な印象を覚えます。それなのになぜ犯罪が減っているのでしょうか。教えてくださると嬉しいです。 よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • pixis
  • ベストアンサー率42% (419/988)
回答No.4

その要因はいくつかあります。 一つは、人々の防犯意識が高まったことが挙げられます。 街中の防犯カメラもそうでしょうし、 個人情報保護法などもその一つでしょう。 それに伴って安易に住所や素性を人に教えなくなりました。 子供達に防犯ブザーなどの携行させることも昔はありませんでした。 まして、公立小中学校の門に警備員などいませんでした。 携帯電話をかけながらの夜道の一人歩き。 コンビ二など24時間営業のお店がある。 施錠も昔より厳重になりました。 携帯の普及もかなり役に立っているとおもいます。 (その場から110番かけられてしまいますからね) 法律での縛りも多くなってます。 (暴対法、風俗営業法など) もう一つは、若者の草食化、これは異性に対する草食というのではなく ぎらぎらしたものがなくなったというか、エネルギーが出てこない というか・・。 例えばバイクに車、数年前までは高校生になるとすぐに原付の免許とりに行って 3年生になるとバイクの免許を持っていないものがいない程みんな持っていました。 警察の暴走族の撃退もあるのでしょうが、 今の高校生、一クラスでバイクの免許もっているなんていうのはほんの一人か二人。 車に至っては、おじさんが若いころはこれがなければ青春は始まらない、というシロモノで 女の子と遊ぶにも「車がなければ相手にされねーんじゃね?」的な脅迫観念に押される 感じがしました。 車を若者が乗らなくなったことに代表される 若者の草食化も事件の減少に一役買っているかもしれません。 逆説になりますが、 疑わなくてはいけないのがこのデータです。 このデータは 「犯罪認知件数」です。 認知された事件の件数です。 つまり、認知されていなければこのデータには載らないということになります。 何が言いたいかというと 警察、検察などが事件として認知する能力が劣ってきてるともいえるかもしれません。 警察で事件を見逃してしまえば事件にならないわけです。 例えば、自転車泥棒。 夜中に不振な人間が自転車に乗っている。 一昔前ならほとんどと言っていいくらい職務質問、あるいは単なる声掛けをしてましたが 最近の警察は怠慢であり、よほどのことがない限り声などかけません。 とられたほうはもう見つからないと思って届けを出さない。 すると事件になりません。 年をとったせいなのか、それとも本当にそうなのか、 警察の目の光が自分にまぶしく感じなくなったような気がします。 実感として、警察の存在が遠くなっているようです。 それだけ、出張ってきていないのでは・・と思う次第です。

noname#142902
質問者

お礼

非常に鋭い意見を書いてくださって有難うございます。高校生については今の高校生は勉強で忙しくてバイクの免許どころではないと思います。昔は高卒で銀行に勤められましたが、今では高卒では銀行は非常に難しいかと思います。

その他の回答 (7)

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.8

おおむね他の回答者さんのおっしゃる通りじゃないかと思いますが、私はここでひとつあえて珍説を出したいと思います。 若者の数が減少しているからじゃないですかね? 基本的に犯罪行為は年寄にはできません。刑法犯罪で一番多いのはたぶん窃盗で、強盗なんかも多いんじゃないかと思います。窃盗では抜け目のなさと逃げ足の速さが必要ですし、強盗に至ってはかなり体力が必要です。だって、腰の曲がったおじいちゃんがコンビニに包丁持ってやってきて「金を出せ」といっても上手くいかない気がしますもの。 発展途上国やアメリカのような先進国でもスラムがあるような国ですと若者も「犯罪でもやっていかないと生きていけない」という事情もあるでしょうが、日本はそこまで切羽詰まっていません。スラム街といえるような街も特にはないでしょう。大阪の西成あたりがちょっと物騒らしいですが、しかしスラム街ほどじゃありません。 ある一定の割合で犯罪に手を染める若者は存在します。でも、経済状況がゆるやかに悪化しているだけならその比率が飛躍的に伸びるということはないでしょう。 となれば、元々分母になる若者の数が減ってきているわけですから、そこに一定の割合で犯罪に手を染める若者がいると割合から計算すれば、その絶対数は減っていることになりますよね。結果として、犯罪の数が減るということになるのではないでしょうか。

noname#142902
質問者

お礼

<若者の数が減少しているからじゃないですかね? これは鋭い意見です。犯罪者は若い人が多い気もします。 <腰の曲がったおじいちゃんがコンビニに包丁持ってやってきて「金を出せ」といっても上手くいかない<気がしますもの。 しかし強盗をしたおじいちゃんもいたそうです。家庭に押し入ってそこの人ともみ合った後に侵入した家から逃げたそうです。しかし息切れしてつかまったという……。やはりお年寄りでは強盗は難しそうですね。 非常に新鮮な回答、誠に有難うございました。

  • 517hama
  • ベストアンサー率29% (425/1443)
回答No.7

犯罪件数はあくまで警察に受理された件数で見ていきます。 http://www.tuins.ac.jp/~ham/tymhnt/kyodo/anzen/jini/hanzai/hanzai.html の最後の方にある検挙率を見ると著しく減っています。 つまり、犯罪の数は減っているが、検挙も出来ていない実態があります。 確かに犯罪の総数は統計上は減っているでしょうが、より凶悪化しているのも実態にはあります。 (表にもありますが、詐欺が極端に増えていたり、殺人は微増ですが右肩上がりです) 被害に遭っても、被害届を出さない人もいて、統計だけでは分からない実態はあると思いますよ もちろん国民全体の意識が高くなったことや防犯カメラ、地域の防犯活動などの効果はあると思いますが、そういったものでは防げない犯罪も多いと思います。

noname#142902
質問者

お礼

犯罪が減っているからと言って安堵してはいけない、ということですね。犯罪件数だけで社会を考えてはいけないというのは今回非常に勉強になりました。皆様、お忙しい中本当に有難うございました。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.6

一口にいえば、国を挙げての防犯対策の推進・強化の成果です。 <参考URLから引用開始> 刑法犯認知件数は、平成8年から14年にかけて7年連続で増加し、戦後最悪となりました。このような犯罪情勢を踏まえ、政府では、総合的な治安対策を推進し、警察庁を始めとした関係省庁、地方公共団体、関係団体、企業、地域住民等が連携した取組みを展開しました。 <参考URLから引用終了>

参考URL:
http://www.npa.go.jp/hakusyo/h19/honbun/html/jd500000.html
noname#142902
質問者

お礼

こういう動きがあったことすら知りませんでした。わざわざURLまで載せてくださって嬉しく思います。本当に有難うございます。

noname#152422
noname#152422
回答No.5

その引用のグラフを見ると、最近減っているというよりも、2000年の前後が異常に多かったと捉えるべきではないかと思います。 そのほかの要因としては、たぶん、犯罪が減っているのではなくて、認知件数が減っているのではないかと思われます。 親告罪とか、なかなか表面にでてこないタイプの犯罪が増えてきた、つまり犯罪の質が変化してきたのではないでしょうか。 暴対法の存在も関係しているのではないかと思います。犯罪組織が地下にもぐりこんでいっている。これは良い傾向とは思えません。 素人の推測なので、全然違うかもしれませんけど。

noname#142902
質問者

お礼

そうですね。2000年ごろだけが異常に多かったという見方も出来ます。暴力団対策法は確かに効果が大きそうですね。有難うございました。

回答No.3

例えば1回の振り込み詐欺で500万円手に入れるのと コンビニを25回近く強盗に入り合計で500万円手に入れた場合 被害件数は下の方が多いですが、被害金額は同じです。 オレオレ詐欺は2002年以降も伸び続けていきました。 これは単に犯罪の形態が変わっていったんだと思っています。 犯罪件数が減っていても、被害の総体は変わっていないと思います。

noname#142902
質問者

お礼

<オレオレ詐欺は2002年以降も伸び続けていきました。 そうですね。 <犯罪件数が減っていても、被害の総体は変わっていないと思います。 鋭いです。むしろ一件一件のあくどさが増えたが故に犯罪件数が減ったのでしょうか。犯罪が洗練されてきたのでしょうか。徐々に犯罪自体が粒ぞろいになってきたのかもしれませんね。単に犯罪件数で判断してはいけなさそうです。 鋭い指摘、有難うございました。

  • dogday
  • ベストアンサー率29% (2313/7949)
回答No.2

世紀末だったという末法思想が大きいと思われます。 新世紀も10年も続くと、おわりのない日常生活に疲れすぎて、やけっぱちになりにくいものです。 で、こういう時代の潮流みたいな感情は、ニュースやドラマや映画などマスコミの影響を受けやすい為、 新世紀に入ってから(911以降特に、日本は秋葉原事件以降)地球の危機を救うヒーローな話が激減していて、自分の敵は自分みたいな自閉傾向のヒーローばかりなんで、なおさら敵を外部に作らない報道傾向ができています。 風の谷のナウシカともののけ姫を比較すると同じテーマでのヒロイン像の変化が見て取れます。 同じ自殺でも、三島由紀夫の割腹自殺と硫化水素自殺の報道じゃ市民感情が変わるのです。

noname#142902
質問者

お礼

確かに最近は人々が自己否定という方向に動いているといえそうです。だからこそ自殺者が続出しているのでしょう。もしかして犯罪が減った分だけ自殺者が増えたのでしょうか。 ナウシカは『全てを包み込む聖母』でもののけ姫は『自己犠牲的女性』でしょうか。私はアニメやテレビなどはあまり見ない人間なのでこのあたりは詳しくありません。 昔の日本人は自己主張が強かったのは感じます。学生闘争もその現われだと思います。最近の日本人はどんどん自分を否定するようになったのでしょうか。 鋭い回答、誠に有難うございました。

  • dayonee
  • ベストアンサー率20% (61/292)
回答No.1

海外に比べて日本の犯罪検挙率が95パーセントとトップであることと、防犯カメラ設置など、防犯に力を入れていることが要因です。

noname#142902
質問者

お礼

確かに日本の警察は優秀ですね。防犯カメラは普段はあまり注目しませんが、意外と多くて驚いています。有難うございました。

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