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たまねぎの血液抗凝固作用について

たまねぎについていくつか質問です。 1. 血栓溶解作用があると書かれているサイトもあるのですが、具体的にどのような成分がその作用を現すのでしょうか? また熱で失活しないか、どれくらいの量で効果があるかなども知りたいです。 2. スライスした後、しばらく(10分~1時間)空気にさらすと抗凝固作用が増すと書かれているサイトが多いですが、どういった理由で増すのでしょうか? 3. 心筋梗塞や脳塞栓の予防を目的とする場合、毎食どれくらいの量を食べるとよいでしょうか?(非加熱で) よろしくお願いします。

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  • fitto
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回答No.1

>>1. 血栓溶解作用があると書かれているサイトもあるのですが、具体的にどのような成分がその作用を現すのでしょう タマネギの辛味成分である硫化アリルは、体内で血のかたまりを溶かす物質と同じように働き、血液が詰まるのを防いでくれることが実験で確認されたそうです。 >>2. スライスした後、しばらく(10分~1時間)空気にさらすと抗凝固作用が増すと書かれているサイトが多いですが、どういった理由で増すのでしょうか? タマネギに含まれる硫化アリルは、切った直後は少ないのです。これは硫化アリルが、タマネギを切って細胞が壊れたときに酵素の働きで活性化される物質だからです。 時聞をおいて、酵素の働きで充分に硫化アリルが増えたタイミングで調理したり食べたりするとよい。また細胞がたくさん壊れたほうが硫化アリルができやすいので、薄くスライス(繊維と直角がよい)したり、みじん切りにすると効果的です。 >>心筋梗塞や脳塞栓の予防を目的とする場合、毎食どれくらいの量を食べるとよいでしょうか?(非加熱で) タマネギの効果は7時間くらいしか持続しませんので毎食 半個以上食べた方が良いでしょう。

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質問者

お礼

詳しくご回答いただきありがとうございました。硫酸アリルは溶解作用・抗凝固作用双方をしめすのですね。勉強になりました。

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