介護施設では看護指導はできないのでしょうか??
タイトルが若干過激で申し訳ありません。
ですが、度々そう思うことがあり、悶々としています。
私は介護保健施設で働く看護師です。
ケースは2つあります。
(1)必ず決まった時間に「摘便+痛み止め座薬」を要求してくる下半身不随の70代男性。
痛み止めに関しては、医師からの指示があるのでいいんですが、摘便に関しては、1~2日間隔で排便があるにもかかわらず、たいてい毎日要求してきます。
残便感があるのは理解できるが、毎日必ず行う処置ではないと考えています(直腸粘膜を傷つける可能性)。
(2)腰痛が数日続き、これまで軽介助のみで排泄動作が可能だったのに、オムツ着用をはじめ、動きたくなくなった60代片麻痺の女性。
腰痛の原因ははっきりしません。急な動作があったためではありません。ましてや転倒・転落もしていません(本人及びスタッフの話です)。
腰痛出現2日目に、ご本人から夜間のオムツ着用の希望がありました。しかし、私はそこまでする必要がないと判断しました(動作時の表情や軽介助を通しての観察から)。
(1)(2)のケースも、よくわかっているつもりです。
残便感も嫌なものだし、腰痛も痛みの強さによってはベットから出たくないと思うのは当然のことです。
でも、じゃぁ御利用者の希望されるがままに…というわけにはいきません。
もちろん、御利用者の今後にとってもいいことはありません。
ここで本題なんですが、私の直属の上司(=看護+介護職のトップ)は、
「○○さんがああ言ってるからやってあげて」と言います。
私が「それでは御利用者のためにはならない」と反論しても、「ここは病院とは違うから」的なことを言われます(私の前職は病棟勤務でした)。
看護+介護+ケアマネ+相談員らとの合同カンファレンスで話し合っても、流れとしては御利用者側の希望に沿う形になることが多いです。
2名ほど、私の考えに賛同してくれる看護師もいれば、「言う通りにしておけば、排泄コールの回数も少ないし、あれこれ利用者からグチグチ言われなくてもいいじゃん」という事なかれ主義の看護師もいます。
上司はハッキリ言って後者です。
こういう事は、老健施設では当たり前のことですか?
補足
いまいち状況をうまく文章化できずにいます。
突っ込みどころは多々あるでしょうが、全体像を想像していただけたら御理解できると思います。
例:腰痛の実際の痛みの程度など。
お礼
私、自身も契約方法に問題があったのかもしれません 事前からの相互理解という意味で打ち合わせ等をしっかり持ちたい とおもいました。 ご協力感謝します。