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外壁材で悩んでいます。専門家の方教えて下さい。
新築を計画中ですが、外壁材で悩んでいます。 (1)アイカ工業 JQ‐650のジョリーパッド (2)トステム AT-WALL カーディナルシリーズ 上記2点のどちらがよいか?です。 (1)は(2)より見た目はよいが、経年劣化・割れ等が懸念されます。 (2)メンテナンスが(1)より容易である。 また、設計事務所は(1)をおしますが、工務店は(2)をおします。 構造材はオール無垢材を使います。私の予測としては、集成材より反りが大きく ジョリーパッドでは確実に割れがでるのでは?と思っています。外観は(1)が気に入ってます。 実際に、ジョリーパッドJQ-650タイプを施工した設計士様、業者様、または新築された お施主様は意見をお聞かせください。よろしくお願いします。
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サイディングは防水の壁ではありません。屋根のようにほとんどの水を素早く下に流すだけの性能です。 少しくらいならその下に水が入り込むのは想定済みで、だから下に防水紙を入れるのです。 防水紙が構造を守り、通気工法が胴縁の厚みで乾燥をうながす空気の流れを作り胴縁の腐りやさらなる浸透を防ぐのです。 なので、コーキングが切れたり、サイディングがひびが入ってもすぐに構造材がダメになるわけではありません。速やかに変更してあげればいいのです。 ただ、ご存知の通り、一度割れれば同じサイディングは手に入らないのが普通です。 つぎはぎに見えてしまうのはつらいですね。昔の12mmサイディングでは割れたお客様の相談に乗ったことがありますが、雨がかりでない外壁だったので無理に交換しなくてもというお話をしたことがあります。いまでは、クレームの多かった12mmはもうつくられていないのでやや安心です。 しかも、ニチハ製品なら。 ただ、補修を考えると塗りの方がいいなあと思うこともありますよ。 状態によっては塗りも7年くらいで1回目の再塗装です。 決して施工業者も設計者も出来あがりだけを考えてお話しするのではありません。 全て材料のお話しを聞いてくれる方もいれば聞かない方もいます。 それは重要だと思っていることが人それぞれ違うので仕方ありません。 交通の頻繁な振動のあるところでは塗り壁はひびも入りやすく排気ガスで2年もしないうちに真っ黒ということもありますから、よほど施主がやりたいと言わなければすすめませんし、どうしてもやるといえば、振れにくい構造と、トップコートをすすめるでしょう。 納得した選択をしていただくことが一番です。 そのお金お施主様が一生懸命働いて払うんですもの。
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- 4696879
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個別の商品の耐久性は10年以上たたないとハッキリしません。数年で異常が出るのは欠陥商品か施工不良です。本当の勝負は20年過ぎてからで、特にひび割れは20年を過ぎたあたりから成長してくる様に見受けられます。一度の修繕には足場を含めれば100万円以上の出費を覚悟しなければなりません。業者や設計者そしてメーカーも普通そのような視点は建築主が要求しない限り持ち合わせていません。 候補の(1)も(2)も類似の商品も含めて近年大幅に改良されていますが、耐久性、耐震性、防汚性は長い実績と件数がないので残念ながら未知数です。 工法の基本的性質としてはおおむね貴方の想像の通りと思われますが10年前の(2)類似の工法も多くが塗り替えを検討する時期にきています。 メンテナンスを特に重視する場合は屋根に深い庇を付け、ベランダ廻りなど庇がない部分は色を少し濃くして汚れを目立たなくしたり、材料を貼り分けたりします。カラーガルバも有効な選択肢です。 デザインの流行は数年、ローンは○○年、生活は死ぬまでです。負担できるランニングコストも考慮して自分の要求と上手くバランスをとる事が大切ですから設計と納得がいくまで話し合うのがいいでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 見積もりのイニシャルコストはどちらもあまり変わらなかったです。 ランニングコストは(2)の方が少し安そうです。 (1)も(2)もそれぞれの特徴をふまえて、資金面でもどう長くつきあって いくか。見通しがたたないと何もならないですよね。 もう少し考えてみます。
- kei1966
- ベストアンサー率46% (1033/2245)
1)設計事務所は美しさを求め 2)施工業者は、施工性(品質均一)とメンテ性を求める 経年劣化はどちらもあります。ちょっと速度が違うだけで ジョリは職人の質によってはデザインが違う!等クレームもきやすいので渋る業者もいますね。 設計事務所に割れに対する対策をよく聞いてみてください。 どう対処するかによって納得できなければ2にすればいいでしょう。 塗る物はわれますが、下地によっては今は雨漏りの心配の少ない工法もありますしね、仕上げの比較だけでは大丈夫ですよとも言えません。 サイディングは工場塗装で持ちますが、コーキングは7~10年で劣化するし、複数色の高級感あるサイディングも20年もすれば再塗装したくなり単色しか塗れないとちょっとさみしいこともありますよ。(ま、最近は現場塗装も少しづ変わっていますが) それに比べてジョリが割れても補修して塗りなおせば新築のように美しいと考える方向もあります。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 ジョリパットは特に職人の差が出やすい工事だと感じました。 やはり工事価格だけにとらわれず、業者がジョリパッドに慣れてるか とか、手順ほか色々と関係各位に相談した方がよさそうですね。 もう少し考えてみます。
補足
下地の工法は モエン大壁工法です。割れたら確実に雨漏りで しょうか?大壁工法は保証もあるけれども、どうも塗り部分の保証は 関係がないようです。
- miya-430
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建築業者です。 質問者さまの言われることはほぼ間違ってないと思います。 モルタル+吹付(ジョリパッド)は、必ず経年変化でひび割れすると思いますし、 メンテだけを考えるなら、サイディングの方が良いと思います。 しかし、ジョリパッドには、味があるんですよね。 最近のHMの家はほぼサイディングなので、 私もジョリパッドの方が好きです。 ジョリパッドですと、家の規模にもよりますが、 10~15年くらいで50~80万くらいのメンテ費用を 考えられた方が良いと思います。しかし、考えようによっては、 ひび割れをうまく処理し、色を変えたりすると外観はまた綺麗になって 新鮮ですよ。 以上を踏まえ、最終的には質問者さまのお好みでどうぞ。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 具体的なメンテ費用は大変参考になります。 ジョリパットは、やはりひび割れ前提で考えるということですね。 確かに壁一面塗り替えをすれば、雰囲気もガラリと変わって 良さそうです。 … … 心の中で10年後のメンテを想像してます。 『塗りはプロに任せるべし!いや自分で足場組んでDIYするんだ!』 新たな葛藤が生まれました。(笑) … これは、プロに任せた方が良さそうです。もう少し考えて見ます。
補足
ちなみにジョリパッドは素人でも補修できるものなのでしょうか? 当方、かつて鉄骨製作業(鳶ではないです。)をやっておりま した。こて塗りの経験はありませんが、高所作業での危険度は 認識した上でです。
お礼
回答ありがとうございます。すいません、遅くなりました。 新築工事を正しく施工して頂いた結果に対して、自分の中で 納得できるものが必要でした。 皆様のアドバイスのおかげで判断材料が揃いました。