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製作と制作の違い
映画が好きで、最近よく鑑賞します。 よく〇〇(映画のタイトル)製作委員会と表記されていますが、どうも腑に落ちず違和感があります。 【製作】 道具や機械を使い物品を作ること。 【制作】 絵画や彫刻など芸術作品を作ること。 映画やテレビ番組は【制作】の方だと思うのですが、【製作】の方が最近特に用いられることが多いように感じます。 何故なんでしょうか? 私の認識が間違っているのでしょうか? さほど普段から、正しい日本語を使っている自信がありませんので気になりまして・・・。 お分かりの方ご教示ください。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 質問者様はおそらく、辞書で「製作」を引くと「制作」の意味も載っていることはご存知なのだろうと思います。 「制作」は「プロデュース」の意味で用いられますが、「プロデュース」に元来「作る」という意味はあるものの、何か形のあるものを作るというよりは、作ることを指揮したりアイディアを提供したりするというニュアンスの方が強いと思います。 秋元康はAKB48を「プロデュース」はしていますが、彼女等を「製作」しているわけではありません。 映画にしても、指揮したり全体のコンセプトを立案したり考えたりするだけのことは「製作する」というニュアンスからは離れていると思います。 映画やテレビ番組は、目に見えるものですので、形あるものと解釈することはできます。 その映像を実際に作った実働部隊あるいはその長を明確に表す言葉として「制作」よりは「製作」のほうがふさわしい、という判断なのだと思います。
お礼
こんにちは。 私はあまり、質問も回答もしませんが、このサイトが好きで、結構、いろいろなやりとりを見ています。 なので! 当然、質問者さんのことは存じております。 数学が凄い!! でも まだ、見た事はありませんけどね(笑) 軽口を叩いてしまいましたが本当にありがとうございました。 勉強になりました。 感謝します。