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ビンラディンやテロについて、子供に説明したいです
小学二年の娘との会話です。 娘：ビンラディンって、何？ 私：人の名前。テログループの一番偉かった人。もう死んじゃったけどね。 娘：テロって何？ 私：自分のしたいことを、関係ない人にまで暴力をふるって、無理やりやろうとしている人たちの事。 娘：じゃあ、ビンラディンは何がしたかったの？ 私：イスラム過激派って言うのがあってね・・・。 娘：？？？？？？ ここで私が説明するのには限界が来ました。小二の娘にも分かるように説明するために、どうぞ力をお貸しください。難しい事を難しいまま説明するのは何とかなりますが、難しい事をやさしく説明するのって、なんと難しい事か。 よろしくお願いいたします。
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娘さんにこう話すといいと思います。 私たちは、どこに住んでいるか知っている？日本だよね。日本とかアメリカとかは「国」っていうの。 国の中は、偉い人がいて警察とか悪い人を取り待ってくれる人たちがいて、安全になっているのね。 ところが、国と国が喧嘩したときには、誰も止めてくれたり警察が「やめろ！」って言ってくれないの。だから、実はたくさんの国同士で喧嘩があるの。これを「紛争」とか「戦争」って呼んでいるの。 でも、戦争をするとその国のなかに住んでいる人が不幸になることもあるから、昔と違って今はいろんな国が集まって「やめなよ」って仲裁できるようになったのね。もちろん仲裁する人も戦争に出て行くわけだから、命がけだよね。 そしてその仲裁ができる国の中で一番力が強くて、誰でも言うことを聞くしなくなっちゃうのが、アメリカっていう国なの。 日本はアメリカととても仲良くしている国だけど、世界中にはアメリカが嫌いな国もたくさんあるのね。なんで嫌いかというと、考え方が合わないから、宗教が違う、っていうことでもあるんだけどね。 で、さっき言ったように本当の戦争と言うのは、世界中のみんなが「やめな」って止めるからなかなかできなくなってきたんだけど、どうしてもアメリカが気に入らない国や人たちが「何とかして、こまらせてやろう」って考えるのね。 それが「テロ」っていうの。 クラスにも意地悪な子がいて、靴を隠したり教科書を隠したりっていう、悪いことをする子がいないかな。でもそういう子って、すごく上手くやって「知らない。俺じゃない」って言い張るから、なかなか先生も叱れなかったりするでしょう。 テロって言うのは、そういうすごくずるい方法で困らせることなの、でも靴を隠す程度では「国」は困らないから、飛行機を落としたり建物を壊したりするの。そうすると、怪我をする人もでて、すごく困るのよ（国は、国民の安全を第一に考える責務がありますので、テロを防げないことは国の責任になります） で、ビンラディンというひとは、そのテロの親分でアメリカのビルを壊した人だと言われているの。でも、絶対そうなのか、というとむずかしいのね。 悪いことする子と同じで「僕がやりました」とはいわないからね。 ポイント ・国と国の考え方の違いは戦争によってしか解決できない ・国同士の戦争は、比較的少なくなってきたため、不満分子は民族思想を過激化させる（日本の右翼も同じ、時々新聞沙汰になりますね） ・イスラム教はキリスト教と敵対しやすい ・不満分子にそれを煽って、自爆テロや国外テロを起こす組織が存在する ・国はテロを正式な戦争とは認めないので、かえって対策がしにくい（テロ組織を国と同等と認めると、イスラエル・パレスチナ問題などに「国家主権」正当性を与える） ・ビンラディンはテロ組織の指導者と言われており、その通りだが9.11に関係しているかはいまだに不明 を簡単に説明してみました。
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娘：ビンラディンって、何？ 私：アラビア人の名前でね、大金持ちの息子らしいわ。アメリカに大層恨みを持って、１０年前にニューヨークの大きなビルを壊したりして沢山のアメリカのひとを殺したらしいわ。その中には日本人も何人かいたようなの。 それでアメリカが世界中に指名手配してずーっと探し回って、ようやく最近パキスタンでその人を見つけてやっつけたの。 もう死んじゃったよ。 娘：何でそのひと、アメリカにそんな恨みを持っていたの？ 私：アメリカって今世界で一番金持ちで、腕っ節が強くって、それを鼻にかけてあちこちでやりたい放題やっているのよ。沖縄でもそうでしょ？出て行って欲しいのになかなか出て行かずに居座って、日本政府から金をせびるだけせびって、えらそうにしているのよね。世界中でそうなのよ、多分。だからビンラディンさんもそんなアメリカを嫌っていたのね。 娘：でもビルをこわしたり、沢山の人たちを殺したりしたのはやりすぎだと恩う。ビンラディンさんもそれだけのことをしたのにはもっとほかに理由があったんじゃあないの？ 私：それはなんともいえないわ。アメリカはいろんな理由をこしらえて世界中で戦争をしてきたし、沢山の現地の人を殺している。かなりあくどいこともやっているようだし、ビンラディンさんの立場からみれば、やっぱりそれは正当だとかんがえていたんじゃないかしらね。 娘：それならちゃんと裁判をしてビンラディンさんの罪を決めなければならないでしょ？ビンラディンさん死んじゃったんならかわいそうね。 私：そうよね（ふー(汗；；））。 テロとか、イスラム過激派とかを説明する必要があるでしょうか。なら 補足でお願いします。
お礼
裁判がきちんと行われたのかどうか、というのは気になる所ではあります。テロ行為に賛同は出来ませんが、それにしたって強引な、という気持ちはあります。 テロやイスラム過激派については、他の回答者さんのアドバイスを参考に、何とか納得してもらえました。お申し出下さいましたのに、申し訳ございません。 世の中色々な意見があり、それに耳を傾ける事は大事だと伝えられる場になった事に、わが娘ながらあっぱれ！な気持ちです。 アドバイス、ありがとうございました。
補足
自分なりに続きを説明しました。長くなったので会話そのまま掲載は無理ですが、 ・テロとは何か ・イスラム過激派の考え方 ・それに対するアメリカの考え方 ・今回きっかけになったビンラディンの死はどういう事だったのか を説明できたと思います。多分。 「テロは駄目。神様同士お友達になればいいのにね」 だそうです。 皆様、ありがとうございました。
- boketa
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大人の事情を子供が不思議に感じての質問は純粋すぎて回答に困りますよねー・・・実感してます 今回のお子さんの内容は また、難しいい～、実際その場で子供に聞かれたら私も困ります（＝＝;; 多分そんな問い掛けをされたら・・・戦争が始まる種はある意味 子供地味た事から始まる様なモノだから・・・ 隣に違うグループのお友達がいてその中にドラえもんのジャイアンみたいなボスがいて その他の子が困っているから助けて欲しいとお願いされたんだけど、その中にに居るその他のお友達の中にに大好きな人がいるから助けても良いよと、その子を助ける約束をした だけどお願いして来たその子は お父さん達には、「ではこっちはその子には」お互い絶対黙ってて、とお願いしてきたから、その時二人は必ず守ると約束したけど その後どっちも約束を守ろうとしたけど どちらにもドラえもんのスネ夫みたいな人がいて 約束をしたその子以外の人達が大事な友達をいじめ始めた、片や秘密の内容を親に知らせてしまったので あの時に約束した事を破った嘘つきって相手と自分のグループ同士で喧嘩を始めた・・・ と話そうかなと いざ子供に質問されたら 多分こう言うだろうと思考の時間があるから言える 個人的な苦しい回答です・・・。
お礼
身近なキャラクターを例に上げるというのは、分かりやすいですね。子供も興味を持って聞いてくれるので説明しやすいです。 アドバイス、ありがとうございました。
- kigurumi
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「むかし 清 ってところが今の中国あたりにあったのね。 そこにソ連って国が入り込んできたの。 ソ連は北の方にあって冬は海も凍ってしまうところで、冬になっても凍らない港やその他のもうけを考えソ連は南の地域も領土にして降りてきて、さらに朝鮮半島ふきんまでおりてきたの。 朝鮮半島をソ連が支配するようになると、日本は隣だから、今度は日本がソ連にとられちゃうってことで、日本はソ連と戦争をすることにしたの。 そして勝ってソ連を清から追い出して、清をきれいにして町を作ったの。 満州 饅頭じゃないよ。 人が多くいれば、そうやすやすとここを突破して降りてこさせないですむでしょ？ そこで幸せに生活したい人々は、 おりてくんなー って抵抗して ソ連を北に押し返そうとするでしょ？ ところが、日本がリーダーシップをとて 清の人々をひっぱって 独り立ちさせようとしているのをみておもしろくないのは 他のヨーロッパはアメリカの国だったの。 だってそこらアジアの地域を植民地にして、たくさんの作物とか資源を取って、自分たちの国で売りさばいてもうけていたのに、日本が邪魔したので、日本は悪い国 テロリストだぁ ってことにしたのね。 それで、世界の国は日本はテロの国ってことで日本を追い出して、またやるといけないから 日本を潰すことにして、、物を日本に売らなかったりして追い込んでいったの。 それだけじゃ 日本人は降参です って白旗をあげなかったので、アメリカはアメリカにいる日系の人を強制収容所に入れたり、アメリカの日本の貯金を出せないようにしたり、いろんなことをして、日本をいじめたの。 日本は工業国だけど、物を作る材料は外国から買ってたんだけど、外国が売ってくれず、お金も奪われて、もう 他に道は無いとアメリカと戦争をすることにしたの。 でもね アメリカは日本がそうすると知ってたの。 他の国からハワイに向かって日本の戦闘機が飛んでいるって、アメリカは知らされたけど、知らん顔したの。 そのままやらせたので、日本の飛行機はハワイにある兵隊さんがいるところを攻撃して、兵隊さん３０００人が死んじゃったの。 そしたらそれまで 日本とは戦争しないって思ってたアメリカ人々は「なんてひどい国」と怒って、「テロリストの日本をやっつけるべきだ 」ってなったの。 アメリカ国民がそう望むなら、、、ってことで、アメリカのお偉いさんは 日本をやっつけることにしたの。 本当はアメリカのお偉いさんは 最初から国民がそう思うように 罠をしかけたんだけどね。 そう、アメリカ政府はアメリカ国民と日本を騙したの。 どうして？ 戦争をすればもうかるから。 お金目当てに戦争を起こしたの。 それで日本をボコボコにして、原爆って爆弾を日本で兵器を作っていた広島と長崎に落としたの。 落とさなくても もう日本は戦えないほどボロボロだったんだけどね。 原爆のおかげで日本に勝てたってことにして、核開発の費用を税金で使うことは よいことだってしたのね。 それで テロ国日本を完全に退治した正義の国 あんぱんまんってことになったの。 オサマビンラディンは、日本と同じバイキンマン ってことになったの。 だから アジアの国とかいまだに日本を「このバイキンマン」って呼ぶでしょ？ イスラム国をバイキンキンマンみたいに言うよになったの。 わかった？」 っていってみたら？
お礼
テロがどのようにテロと認識されてしまうのか、片方の面だけではなく他方、それ以上の多方面から見る必要性がある、と言う事はよく分かりました。 「清」の国まで出てくると、国名が出すぎて混乱するので少々省略させていただきましたが一つの国の言い分だけ聞いていては駄目だと言うのは説明できたと思います。 アドバイス、ありがとうございました。
- key00001
- ベストアンサー率34% (2878/8340)
私が子供の頃、イスラム原理主義について、父から『宗教のために死ねば、死後は今より良い世界に行けると考えてる様な宗教・考え方の連中」と説明されましたヨ。 モチロン正確では無いですが、当時は妙に理解出来ましたし、今でも妙に整合すると思います。 宜しければお使い下さい。 イスラム原理主義の過激派は、自分達の宗教が正統で、ユダヤ教を邪教と考えています。 だから、ユダヤ教信者を殺すのは正しいし、ユダヤ教を信じている国（イスラエル）とか、その国を支援する国（アメリカなど）を滅ぼすべきとも考えています。 おまけにそれを行うために、自分が死んじゃっても、死後は天国で幸せに暮らせるから、宗教的指導者の命令があれば、平気で自爆テロなどを行うと言う説明で如何でしょうか？ ビンラディンは、その宗教的指導者です。 日本で言えば、偉いお坊さんですが、実際に日本でも、比叡山延暦寺の僧侶は僧兵として武装し、座主は宗教的のみならず、武力勢力としても、絶大な権力を持っていましたよね。 その比叡山の坊さんが、仲の悪い神社と大喧嘩してる様なモノです。 日本人から見れば、ユダヤ教をイスラム教なんて、仏教と神道ほどの違いも無い様な気がしますが・・。 宗教上の対立ってのは、すさまじいです。
お礼
イスラム過激派の過激具合は何でこんな、と思っていましたが、こういう説明であれば、理解は出来ます。 出来れば、それだけの信念は世界平和に使って欲しい物ですが・・・誰かを滅ぼす事でそうなる、ではなく。人間の信仰の怖い面を見た気がします。幸せは天国ではなく現世で手に入れたいですね。 アドバイス、ありがとうございました。
- martin_d_41
- ベストアンサー率37% (11/29)
うちにも小さい子供がいます。 まだこんな難しい質問はしてきませんが。。。 こういう質問をされたときは、 ものの考え方を学んでもらう良い機会だと思います。 私であれば、この質問から、 「自分の価値観が絶対であるという発想は間違っているのではないか」 ということを学ぶ機会にしてもらいたいと思います。 ただ、あくまで「真実はこう」ではなく「私はこう思う」と説明すること。 娘：じゃあ、ビンラディンは何がしたかったの？ 親：神様は１人しかいないと思っていて、 違う神様を信じている人はこの世からいなくなって欲しいと思っているのよ。 娘：じゃあ、とにかくビンラディンが悪いんだね。 親：私はそうは思わないな。アメリカ（ブッシュ）も同じ事だと思うわ。 お互い自分が信じている神様が絶対正しいと思っているから、 喧嘩になるんじゃないかしら。 娘：違うものが好きだと、仲良くなれないってこと？ 親：本当はそんなことないと思うわ。 みんなが同じおもちゃで遊びたいって言ったら取り合いになるけど、 違うおもちゃが好きなら喧嘩しなくて済むよね。 ○○ちゃんなら、違うおもちゃが好きな子に「変だよ」なんて言わないでしょ。 娘：要するに、一つの価値観を絶対視する排他的な考え方に問題があるのね！ そういえばヒトラーもスターリンも石原もみんな同じね！ 親：（そこまでわかってるなら聞くなよ…）
お礼
確かに、考え方が違うのも、どの神様を信じるのかも、本来は自由なはずですよね。 八百万の神を普通に思っている私からすると、一神教って何て融通が利かないんだろうと思いますが、それだって考え方の一つであって、絶対に正しいわけではありません。 みんなちがって、みんないい、ではありませんが、そういうことを学ぶ場に出来た事はよかったと思います。 アドバイス、ありがとうございました。
会話の一例 娘さん：ビンラディンって、何？ yamaxさん：人の名前。テロのグループの一番偉かった人。もう死んじゃったけどね。 娘さん：テロって何？ yamaxさん：関係の無い人をね、爆弾とかで殺したり、怪我をさせたりする事よ。 娘さん：じゃあ、ビンラディンは何がしたかったの？ yamaxさん：ビンラディンはね、アメリカが嫌いなの。それで仲間を使ってねアメリカを困らせようとしてテロって事をしての。色々な所に爆弾しかけたりしてね。 娘さん：何でアメリカが嫌いなの？ yamaxさん：俺を捕まえてテロのグループを無くそうとしてるからよ。 娘さん：ふ～ん。分かった！ これで何とか説明はつくと思いますが・・・・。
お礼
確かに、一番の軸はそこですね。何だか、だんだんどこをはしょってどこを選べばいいのか親の方が混乱して、情けない限りです。 アドバイス、ありがとうございました。
- 20101213SO
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こんにちは。 池上彰氏の本を活用してはどうでしょうか？ 氏の番組本は時事問題をわかりやすくかいているのでは？
お礼
NHK週間こどもニュースの「お父さん」ですね。分かりやすかったのですが、終わってしまってそれから説明するのが大変になりました。 本も出ているのですね。今後にも有用な情報、ありがとうございました。
お礼
戦争とテロ、宗教に対する考え方の違いを説明するのに一苦労だったわけで、テロに関しては分かりやすく、非常に助かりました。 考え方が気に入らないのは自由ですが、その不満の表し方がテロ行為では認めるわけにはいきません。「ひどい～」と言っていましたが、本当に、ひどいです。 アドバイス、ありがとうございました。