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新撰組血風録を見ていてわからなかったこと

Nhkで最近やってる「新撰組血風録」を見ています。第1話だったか、勇が豪商からもらった虎撤はなぜ切れなかったのですか。使い慣れてないからなのか、あるいは、名刀というのは観賞用だからですか。あと、第2話だったか、沖田が、隊服のデザインについて「ブシサキドオシですね」とか言ってたのですが、正しくはなんと言ってたのですか。

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  • ベストアンサー
  • uchi-
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回答No.3

kokutetsuさんこんにちは。 「新撰組血風録」を観ていないので わたしは史実に則した回答を、小さな脳みそをひっくり返して記します。 近藤勇の「虎撤」が贋作(がんさく)だったということは 数々の書物に書かれていますのでたぶん偽物だったんでしょうね。 しかし本物を凌駕(りょうが)するほどの業物だったようです。 江戸時代、刀剣業界では「虎徹を見たら偽物と思え」と言われるぐらい 人気が高くて偽物が横行していたそうです。 ですから近藤勇は贋作であることを承知で、 「拙者の差料(さしりょう=愛刀)は虎徹でござる」 と言い通したのでしょうね。 近藤勇らしいものの割り切り方です。 「新撰組血風録」で虎徹が切れないシーンを撮影したのは、 撮影監督が「虎徹は偽物」ということを言葉で表現せずに、 映像で現わしたのではないか、というのがわたしの推測です。 >ブシサキドオシ 打裂通し(ぶっさきどおし) でしょうか。 打裂とは、乗馬がしやすいように、羽織や袴(はかま)に加える細工のことです。 羽織は、分かりやすくいうと、 背広のセンターベンツやサイドベンツの様なもので、 背中に裂け目をほどこすことで被服が突っ張らなくなるというものです。 刀のさやが背中でつっかえることもありません。 袴は、ズボンのように 股上まで切れ込んだ形状です。 テロが横行した幕末の京で戦う新撰組らしい 機動性を重視した制服だったようです。 それとも現実主義である土方あたりの提案なのかもしれませんね。

kokutetsu
質問者

お礼

今も昔も有名ブランドには偽者が多いのですね。ぶっさき、の機能についてもとてもよくわかりました。ありがとうございました。

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その他の回答 (4)

回答No.5

鴻池さんの虎徹は本物で、近藤さんの虎徹はにせものです。 近藤さんは、新選組の局長は誰もが知っている名刀を持っているべきだと考えていたと思われます。 新選組の局長は、名刀「虎徹」を持っているということが、一つのシンボルになると思っていたのかもしれません。 原作によると、鴻池虎徹が切れなかったのは、相手が鎖の着こみを着ていたからなのですが、近藤さんは虎徹であれば、鎖ごと切れるはずだと言っています。 ドラマでは、物(この場合は刀)は持つ人の心によって、その物が本来持つ力以上のものを発揮するというような事を表したかったのではないかと、私は思います。 録画したものを観ました。沖田さんは「そうだ。赤穂浪士が着ていた『ぶっさき羽織』なんてどうです。」と言っていると思います。 実際の赤穂浪士の装束は違うものだったそうですが、歌舞伎の「忠臣蔵」で使われていたようで、背中の半分から下が切れている事で、刀を差していても邪魔にならないのだそうです。 あくまでも、私見ですので参考にしていただければと思います。

kokutetsu
質問者

お礼

ステータスシンボルというのは、今も昔も重要ですね。隊服というか、ユニフォームというのは、ドラマほどには着る機会は多くなかったそうですね。ありがとうございました。

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  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.4

近藤勇が最初に虎徹として入手した刀は、贋作でした。 しかしそれを指摘された勇は、本物の虎徹を苦労して 入手しました。 現在残っている勇の刀は、本物の虎徹です。 最初の刀は残って居ず、確かめようがありませんが、 切れ味は遜色なかったろうと、言われてます。 (悪ければ勇は気付いたはず) 刀の専門家は源清麿の作刀の銘を偽造名人の鍛冶平が 虎徹と打ち直したのだろうと推定しています。 清麿の刀は当時はまだ評価が低く、贋作の材料になった そうです。(現在の評価は虎徹並み) 切れ味が悪かったなどはドラマの上の話です。 ただ誰が贋作を見破ったか、案外砥師じゃないでしょうか。 勇のことで一流の刀砥ぎに頼んだのでしょう。 隊服の「ブシサキドオシ」 辞書に「打裂羽織(ぶっさきばおり)」があり、これではない でしょうか。 下半分を縫い合わせていない羽織のことです。 ひらひらさせて、威勢良く見えるのです。 或いは先賢の答の「ぶっさき通し」のどちらかでしょう。 こちらは袴もぶっさきで戦い易いようです。 当時よく使われた言葉かも知れません。

kokutetsu
質問者

お礼

勇はとても世間体を気にして苦労したのですね。義経が、やはり体面を気にして、自分の弱弓を、拾いもどしたことをおもいだしました。

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  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.2

 虎鉄の件はわからないです。他の本では「よく切れた」なんて自慢話をしていたような記憶もありますので、何かしら独特の解釈があったのかもしれません。  ブシサキオドシについては、「ぶっさき羽織」の聞き間違いでは?もしくは、紋様を表すこともある「おどし」と「ぶっさき」をあわせて表現したのかもしれません。  参考にならなくて申し訳ありません。

kokutetsu
質問者

お礼

ぶっさき、でしたか。沖田は、どのドラマでも、美少年ですね。ありがとうございました。

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回答No.1

勇が持っていたのは虎鉄ではなく、偽物だったらしいです。確か後々目利き出来る斎藤一が偽物と見抜く下りがあったような… でもブランド主義の勇は虎鉄と疑わなかったし、斎藤もその事実を伝えるとトップである勇のプライドを傷つけるため、あえて言わなかったとかなんとか。 事実か知りませんがf^_^;

kokutetsu
質問者

お礼

ありがとうございました。齋藤は、明治になって、確か警察官になったとかと聞きました。

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